« Vol.299『人を紹介するときに欠かせないこと。』 | トップページ | Vol.300『発信力を鍛える”2段式影響力の発揮”理論。』 »

2024年3月25日 (月)

Vol.299『やりがいを見つける鍵は目の前のことを解像度高くやり切る。』

僕の知るほとんどの人はこの方法で、自分の夢や目標、「これを成し遂げたい」という志を見つけている。その二つ目の方法とは「まずは目の前のことに没頭してみる」ことだ。ちょっとした興味とか、「この人と働きたいな」とか、何のきっかけでもいいけど、「頑張れそうだな」と思うことにとにかく一生懸命向き合うことだ。

向き合い続けることで、そのことに詳しくなり、詳しくなるうちに課題が見つかるようになる。その領域に没頭できれば得意になり、得意になれば必要とされる喜びを知り、そしてもっと好きになる。

<中略>

自分にできることは何かを必死になって考えた結果、「せめて僕は、お客様の悩みやお客様の成果に、お客様以上に本気になることだけは絶対にこだわろう」と決めて仕事をした。

 

(『持たざる者の逆襲
溝口勇児 著
幻冬舎 24頁より引用)

今日は、やりたいことが見出せずにモヤモヤしている人に向けて、わたしが20代の頃に体験したことをお話しします。当時コンサル会社の新規営業の部署に配属されたわたしは、「やりたいのはコンサルでこの会社に入ったのに、なぜ営業をしなければならないのか!?」と、部署の飲み会で不満を先輩に打ち明けたところ、次のように言われました。

「和仁は将来コンサルティングがしたいんだろう?だったら営業力は必要じゃないか。
ましてや独立してやりたいなら、自力でお客さんを作る力が必要だ。そのための経験と思って取り組んだらいいんじゃないか」

その時は内心うまく言いくるめられたような気もしながらも確かに一理あると思い、新規営業に集中することにしました。会社から支給された顧客リストでは全く良い反応が出ないとわかり、自分なりに工夫もし始めます。例えば、「やる気のある元気な会社を見つけたい」ということで、「採用情報誌を買い込み、巻頭カラーで華やかに求人募集をしている会社をリスト化して、個別情報を書き入れたFAXレターを送り、電話フォローでアポを取る」と言うように。また、会社に用意された商品ではなかなか売れないと思った時は、「わたしから契約した場合、和仁主催の経営者の交流会に参加でき、新しい出会いや情報交換を楽しめる」という別の付加価値をつけて売ることもしました。その交流会は後に、日本キャッシュフローコーチ協会をはじめとする自分独自のコミュニティ運営の経験にもなったし、新規営業に集中した3年間の経験は、その後独立系コンサルタントとしての収入の基盤をつくっただけでなく、常に「相手のお困りごと起点に立つ」と言う大切な思考の筋トレにもなりました。初めからやりたいことがはっきり見えているのでなければ、今目の前にあることに集中して徹底的にやり、その成果を最大化すること。それがそう遠くない将来にやりがいを感じる仕事を見つけるための、最大で唯一の方法なのかもしれません。

 

追伸、
このワニレポは月2回、メールでも無料でお届けしています。
読み逃しのないよう、こちらから登録できます。
⇒ http://wani-mc.com/mm.html

|

« Vol.299『人を紹介するときに欠かせないこと。』 | トップページ | Vol.300『発信力を鍛える”2段式影響力の発揮”理論。』 »

今月のワニレポ(今月の一冊から)」カテゴリの記事