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2023年6月10日 (土)

Vol.290『話がとっ散らかる人の相談に乗るコツとは?』

コンサルティングの仕事をしていると、クライアントによっては話があちこちにとっ散らかり、聞いているこちらだけでなく、話している本人も何をしゃべっているのかがわからなくなる「迷子現象」があります。この対策について、先日コンサルタントの知人から相談を受けたので、そこで伝えたことを紹介します。

結論から言うと、話があちこちにとっ散らかる理由は、「話し手が頭の中でイメージを描けていない状態で、手当たり次第しゃべるから」です。なので、聞き手であるコンサルタントは、ホワイトボードや手元の紙に、相手の話からキーワードを書き留め、「それぞれのキーワードが内容とどう関連しているのか」を”見える化”すると効果的です。

もし話が飛躍して何の関連もないことをしゃべりだしたときには、相手に次のように訪ねます。

「すみません、ちょっといいですか?(一拍置いて)この話は、先ほどまでの話と、どのように関係していますかね?(にこやかに)」

すると、本人ははっと気づき、我に返り「すみません。話が脱線していましたね」と気がつくことも多々あります。

またあるときは、相手の頭の中ではちゃんとイメージができているが、こちらが前提となる情報を知らないがために会話についていけないことがあります。
例えば「社内の人間関係の悩み」の場合、相手の頭の中には組織図があって、その中のAさんとBさんがどの立ち位置にいて、何を行い、どこに問題があるかをイメージできています。ところが、聞き手であるコンサルタントは、その構造的な立ち位置がわかっていないため 1回聞いただけではわからないと言うことがあります。その時にどうすれば良いのか?
それは組織図を一緒に見ながら話せば良いのです。

このようにお互いの情報量が不一致であるが、ゆえに会話が噛み合わないと言うケースでは、いかに情報量を一致させるかがカギとなります。それは、紙に書きながら話したり、組織図などの図解を見ながら話すことで、ズレを予防することができるのです。お試しあれ。

 

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