« Vol.287『チャレンジに躊躇したら、他人目線は無視して自分サイズにフォーカスする。』 | トップページ | Vol.288『人生の満足度を高める、「選択肢を絞る」発想。』 »

2023年4月10日 (月)

Vol.288『起きてもいないことを心配して行動が止まる人へ。』

新しいことにチャレンジするとき、深く考えず「とりあえずやってみよう!」と行動に移す人がいる一方で、「もし、◯◯が起きたらどうしよう?」と不安が先に来て、なかなか行動しない人がいます。わたしの塾生の中でも、そのような人はいます。
先日もまさにそのようなケースがありましたので、その時の事例をご紹介します。

講義の中で、「自分の報酬額に納得感を持ちたければ、まずは顧客にもたらす価値を言語化してみましょう。それが経済的に、非経済的にどれだけの価値になるか、を箇条書きにして、もし必要があれば相手に伝えられるようにしておきましょう」という話をしました。
すると後日、ある塾生Aさんから次の質問が来ました。

「もし、顧客にそれを伝えた時に『じゃあ、その価値が生まれなかったら報酬は返金してもらえるのか?』と言われたら、『いや、私はそういう覚悟で御社に関わらせている、ということです。なので、何の価値ももたらせないということはあり得ません』と答えれば良いでしょうか?」

その質問を聞いて、わたしは「2つの点で、大前提を間違っているな」と思いました。
まず、価値を言語化する目的は、相手に伝えて説得するためではありません。提供者である自分自身を説得するためです。よって、そこに不安があるのなら、相手に言う必要はありません。商品価値をブラッシュアップするか、価格を見直せば良いだけです。
そしてもう1つの間違いは、今回の記事のメインテーマなのですが、まだ起きてもいないことを心配して、行動をしていない点です。
塾やセミナーをやっていると、一定の割合で「まだやってもいないのに、『もし、◯◯と言われたらどうしよう?』『もし、◯◯が起きたらどうしよう?』という不安が真っ先に脳裏に浮かぶ人がいます。それはもはや条件反射のようなもの。彼らに必要なのは、その回答ではなく「条件反射的に、起きてもいないことを心配して行動が止まる」というパターンに気づくことです。
それに気づけば、「あ、いつものパターンがきたな。ひとまずやってみてから考えよう」と一歩進めます。そして9割以上の確率で、心配している出来事は起こらないので、問題ありません。
百歩譲って、仮にその出来事が起きたと仮定しましょう。「どうすれば良いか?」を10分だけ集中して考えてみると良いです。きっと、何かしらの対策が思いつくので、万が一のときはそれをやれば良いです。起こりもしないことを心配する「杞憂」は今日で終わりにしませんか。

 

追伸、
このワニレポは月2回、メールでも無料でお届けしています。
読み逃しのないよう、こちらから登録できます。
⇒ http://wani-mc.com/mm.html

|

« Vol.287『チャレンジに躊躇したら、他人目線は無視して自分サイズにフォーカスする。』 | トップページ | Vol.288『人生の満足度を高める、「選択肢を絞る」発想。』 »

今月のワニレポ(今月の気づき)」カテゴリの記事