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2023年3月25日 (土)

Vol.287『チャレンジに躊躇したら、他人目線は無視して自分サイズにフォーカスする。』

「チャレンジ」というと、何か大きなことをイメージする人も少なくありません。たとえば、いきなり会社を辞めるとか、すべてを放り出してまったくの別世界に飛び込むなどなど・・・。みなさんをこうした無鉄砲な行動に駆り立てたり、その反対に「そんなちっぽけなことは、チャレンジって言わなくない?やる意味がないよね?」とささやいたりして、みなさん自身の声や価値観を乱してくるのが、この”壮大な挑戦しか認めない”妖怪です。

この妖怪の恐ろしいところは、その攻撃パターンのバリエーションが豊富なこと。まず、何かにちょっと興味を持ったら、「お前より、もっとすごいヤツがいるよ」と、さらに壮大な存在がいることを告げて、すぐにあなたを無力感へと導きます。またあるときは、「壮大なチャレンジいいじゃん!」と焚きつけ、無計画なプランで突っ走らせては、周囲からそのチャレンジが反対される、という既視感のあるパターンにはまるように仕向けます。

<中略>

こうして、みなさん自身に「自分は、大きなチャレンジなんてできない、ちっぽけな存在なんだ」と印象づけさせ、心を後ろ向きにさせたその陰で、ニヤニヤしているのが、ヤツらのやり口なのです。

 

(『もう一度、チャレンジ
本田晃一 著
祥伝社 43頁より引用)

40代後半から50代の経営者から聞く相談の1つが、「それなりに仕事も生活も安定してはいるけど、特に何をやりたい、というテーマも無く、やり甲斐が感じられない」というものです。20代は経験の無さ故にがむしゃらに頑張り、30代は実力をつけて成果に手応えを得て、40代はその実力を生かして大きな仕事をして、一通りのことをやり遂げた。50代になると、先が見通せる範囲のことにはワクワクしなくなり、意味を感じられるテーマを見つけたいが、それが見つからない、というところです。

わたしが思うに、その理由の1つは「チャレンジする対象が見えていないから」です。

それは年齢に伴い、経験を重ねてある程度はやれるので、「挑戦したいことが見つけにくい」側面もあるでしょう。と同時に、「チャレンジする対象を見つけるのが億劫になっている」側面もあるかも知れません。これはどうすれば突破できるのでしょうか?

和仁流の「新たなチャレンジの見つけ方」をご紹介します。それは、「ピンと来たことに、1アクション3ゴールで複数の意味をつけてみる」ことです。

例えばわたしは今月、ウクレレでBohemian Rhapsodyを発表会で演奏するチャレンジがあります。その意味は、①アウトプット先を確保することで上達スピードが上がる、②指先を複雑に使うので脳の活性化になる、③仕事から気持ちを切り替えリフレッシュできる、④塾生に対して「アウトプットが先」効果を有言実行で示せる、⑤楽しい、などです。

やる意味が多ければ多いほど、チャレンジする理由が強くなります。そんな自分サイズのチャレンジを、わたしはこれからもいくつも取り組み、人生を充実させていきたいです。

 

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