« Vol.285『なぜか忙しくしてしまう本当の理由。』 | トップページ | Vol.286『“考える”とは、“質問”と“回答”の反復作業。よって、質問は他人に任せよう。』 »

2023年1月25日 (水)

Vol.285『滝壺に落ちるのなら、ベターな落ち方を考える。』

仕事が順調にいき、人間関係もすごく充実している、やることなすことうまくいって怖いくらい、、、という順調な流れのときは、じつは“滝壺に落ちる”前兆なのかもしれません。

滝壺に落ちるという意味は、仕事や健康、家庭生活などいろいろな面にあります。

たとえば「今日も元気だタバコがうまい!」なんて言っていたヘビースモーカーが、会社の健康診断で「肺がんの疑いあり」なんて言われると、一気に滝壺に落とされたような気分になるでしょう。

<中略>

滝壺に落ちるとき、落ちていく当人はなかなか客観的に自体を把握できません。そこで対応を誤ることが多いのです。ではどうしたらいいか。好調なときにそれに浮かれず、「これは滝壺へ落ちる前兆かもしれない」と考えて、できるだけ客観的な冷静な目で事態を捉えるようにすることです。そして落ちるのを避ける方法はないか考えたり、もし落ちた場合にはどのような落ち方をしたほうがベターか、計算しておくことでしょう。

 

(『人生は出会った人で決まる
堀貞一郎 著
ゴマブックス 60頁より引用)

順調にいっていたのに、突然思わぬきっかけで滝壺に落ちるような体験。誰もが一度や二度は体験しているのではないでしょうか。最近で言えば、コロナによって強制的に営業停止を余儀なくされた飲食店や旅行会社などをはじめとする多くの企業やそこで働く人たちが大変な思いをしました。このとき、「滝壺に落ちるのを避ける」ことは難しいかも知れませんが、本書にあるように「滝壺へのベターな落ち方を計算しておく」ことは可能だと思います。

例えば、「失っても良いものと失ってはいけないものを整理しておく」こと。
わたしの場合、「売上や手元のお金」などが一時的に落ちることはアリ。あとで取り戻せるからです。一方、失いたくないのは「信用」や「心身の健康」。これは取り返しがつかない恐れがあるからです。これを自覚していれば、慌てて間違った言動をするのを予防できます。

次に考えたいのは「強制的に動きを止められた時に備える」こと。
例えば、何らかの事情で1年間、営業活動ができなくてもお金がまわる状態は確保したい。そのためには、貯蓄を相応にしておくことや、生活の固定費を高くし過ぎないこと。
そして、時間ができたときにやりたいことを用意しておくこと。わたしにとっては、それは「本の執筆や新しい講座や商品をつくる」「人に会う」などです。
ちなみに、わたしにとってもコロナ禍の3年間はイベントや講演、セミナーが中止になったり、コミュニティメンバーとの交流が大幅に制限されるなど大変な側面がありました。
しかし一方で、オンラインでできること・できないことを掴むことができ、今後に活かす学びが得られ、表現方法が進化したという、プラスの側面もありました。
転んでもタダでは起きない。仮に滝壺に落ちたとしても、ベターな落ち方をする発想を持って、どんな時にも心を健康に保ちながら生きていきたいものです。

 

追伸、
このワニレポは月2回、メールでも無料でお届けしています。
読み逃しのないよう、こちらから登録できます。
⇒ http://wani-mc.com/mm.html

|

« Vol.285『なぜか忙しくしてしまう本当の理由。』 | トップページ | Vol.286『“考える”とは、“質問”と“回答”の反復作業。よって、質問は他人に任せよう。』 »

今月のワニレポ(今月の一冊から)」カテゴリの記事