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2022年8月25日 (木)

Vol.280『学びに逃げずに実践を重ねる人の発想法。』

自分に自信がなければないほど、勉強しなくては、という気持ちになるでしょ?勉強して、体験して、そしてその道のプロと言われる人たちの域に少しでも近づき、追いつき、そしてやがては追い越そうという気力。この気力が大事だと思う。その気力というのは、自信満々の人には生まれてこない。当たり前だから。

<中略>

なかでも俺が大事にしていることは“体験”。自分の体験したことなら、体験してない人には負けるわけがない。だから国会の中でも、とにかく他の人たちより1つでも多くの実体験を積み重ねようということで、これをテーマにやっている。だから、俺が議員になってからも世界を飛び回るばかり。とにかく体験。体験するということは、ただ目で見て、思い出の中に刻むだけじゃない。1つの体験が3つの疑問を想起させ、その疑問を解くためにさらに3つの体験をしたくなる。そこからさらに3つずつの疑問・・・。もう、ネズミ算式だ。
これを1つずつ、背伸びせずできる範囲で着実にこなしていく。
そうすれば、何の道でも大先生になれるだろう。

 

(『最後に勝つ負け方を知っておけ。
アントニオ猪木 著
青春文庫 73頁より引用)

1つの実践をしたら3つ以上の問いをつくる。その問いの答えをつかむために、実践する。ネズミ算式に問いが生まれ、答えを手に入れていく。その結果、数年後にはその分野の第一人者になっている。著者が述べているこの発想はまさに、ビジネスの奥義そのものであり、コンサルタントの成長のプロセスそのものです。

ところが、そのはじめの実践を十分にする前に、次の学びに走る人が世の中には一定数いるようです。その心理は
「もっと自分に合った方法が、他にあるのではないか?それを知りたい」
であり、もっとストレートに言えば、
「もっとラクに成果が出る方法が、他にあるのではないか?それを知りたい」です。
一方で、目の前のやり方を愚直に実践し続ける人が1年でいくつもの実践をやって成果を手にしている間に、よりラクなやり方を探して実践を先送りし続けた人が焦りを募らせる。
長年のコンサルタントの養成塾を通して、そんな姿を見てきました。

そんな人に、本書のメッセージを伝えたいと思います。
わたしの大切な習慣の1つに「1アクション3ゴール(1A3G)」があります。これは、「1つのアクションをする際に、角度の異なる3つ以上のゴールを予め決めて、やる」というものです。これの姉妹版の習慣として「1アクション3クエスチョン(1A3Q)」を掲げ、「1つのアクションをしたら、角度の異なる3つ以上の問いを立てる」ことを、まずはわたし自身が意識的にやっていきます。

 

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