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2022年3月10日 (木)

Vol.275『会議で鋭い意見を言える人の共通点とは?』

「もっと物事を多面的にイメージして、鋭い意見を言えるようになりたい。会議で他のメンバーから思わぬ角度から突っ込まれても、ちゃんと切り替えせるようになるにはどうしたらよいでしょうか?」ある企業のリーダーからそんな相談を受けました。
同様の課題を持つ人は少なくないと思うので、その時にお話ししたことを共有します。

物事を深く掘り下げて考え、本質をつかんで発言している人には共通点があります。
それは空間軸と時間軸を持っているということです。
空間軸とは、円の中心に自分がいて、その中心から外に向かって放射状に部下や上司、お客様、取引先その他の関係者の存在を置いています。
そこで「彼らにどんな影響を与えるか」と共に「どう見られているか」を広く意識できている状態です。これを狭く捉えている人は、常に自分中心。例えば電話をかける時に、相手の状況を気にかけず、いきなりしゃべり始めます。
一方、広く捉えている人は「今、5分ほどいいですか?」とまず相手の都合を確認する一言が言えます。空間軸がある人は、物事を俯瞰して見て客観性があるので、信頼関係を構築できます。

時間軸とは、左から右に向かって矢印を引き、スパンが長くとれている状態です。
例えば時間軸の短い人は、新たな見込み客から仕事を発注された時、「それが、要求されたクオリティで仕上がること」に専念します。
一方、時間軸の長い人はそのさらに一歩先まで、つまり「この仕事が評価された先に、どんな希望が見出せるか?」をイメージします。そして「高付加価値な仕事はこの人に任せよう」と思ってもらえるように、相手の期待を的確につかむ努力をします。
そのために、能動的にヒアリングをして、はじめの相手の依頼事項以上の「真のニーズ」を引き出し、それに応えることに専念します。実力が同じでも、この時間軸の取り方の長短で、相手の評価は全く違ってきます。
時間軸を長く取れると、目の前のゴールのさらに先までイメージして、そこから逆算して動くので、仕事のクオリティが上がります。

このように、空間軸を広げて、時間軸を長くする
それを意識化することで、物事の本質を突き止め、多面的にイメージできるようになります。
わたし自身、これをさらに磨いていきたいと考えています。

 

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