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2021年2月25日 (木)

Vol.262『売れるタイミングが来る前に、先回りして備える。』

僕が第2講で話したのは、ベストセラーになるジャンルは、ある程度、決まっているということだ。それらのジャンルの本が数週間周期、数か月周期、数年周期で「流行り」と「廃り」になって、トレンドとしてグルグル回っている。それが、過去のデータ分析から分かる「出版の世界の現実」だ。ということは、次のトレンドとして来るものも、ある程度、予測できるということにならないだろうか?どういうことかと言うと、次のトレンドとして来るのは、過去ベストセラーになったジャンルの中のどれかである可能性が限りなく高いということだ。であれば、過去ベストセラーになったジャンルの中でいくつもの企画を立て、さらに原稿まで準備をしておけば、いざタイミングが来た時に、素早く出版をすることができるのではないか?僕はそのように考えた。この方法であれば、半年先のトレンドを正確に読むことができなくても、コンスタントに結果を残すことが可能になる。周囲の人たちから見れば、僕は正確にトレンドを読んでいるように見えたかもしれない。だが、僕に言わせれば、複数の企画を事前に仕込んでおき、次にどんなトレンドが来ても対応できるよう、周到に準備をしていただけだ。これが「トレンドの先回り」である。
言い換えれば、「ベストセラーを生み出すための準備」とも言えるだろう。

 

(『常識の1ミリ先を考える。
長倉顕太 著
横浜タイガ出版 40頁より引用)

この本を読みながら、この「先回りして準備する」発想は、新しいセミナーや本を世に出すコンサルタントはもちろんのこと、商品づくりに関わる全ての人に大切だと感じました。
少し自分の話をします。わたしが起業後22年の間に本を13冊、セミナーを20本以上、連続講座や合宿講座を7つ生み出し続けられた秘訣が、ここにあります。
アイデアを思い付いた時点では、それが世の中に求められる(=売れる)タイミングとは限りません。せっかく時間と労力をかけて作ったセミナーが、あまり売れる感じがしなかったときにどうするか?そのままスルーする道もあるだろう。
ただ、ホットなうちに形に残しておかないと、その情熱は冷めてしまう。

ここで大切なことは、「完成させないまでも、部分的にでも形にしておくこと」です。
わたしなら、「メルマガのネタとして書き溜めておく」「ミニセミナーとしてまとめておく」「企画書のラフ案はつくっておく」ことをします。
そして、その時点で深堀りできるところまで考えて書き出したら、いったんパソコンの「一時保管フォルダ」に保存しておきます。やがて時間が経ち、それをそのまま使うことは滅多にありませんが、それを修正したり、部分的に使った新作のセミナーや講座として世に出す瞬発力は、一から生み出すよりはるかに早くなります。キャッシュフローコーチ養成塾をスタートした時も、まさにそうでした。
これをするためには、目の前の仕事は素早く完了して、先回り業務に時間を使える余力が必要。それができる状態を今後も維持し続けたいと思います。

 

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