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2020年11月10日 (火)

Vol.259『若い時に最も投資効果が高い行為は、キャパの拡張。』

40代後半になって見えてくることがいくつかありますが、その一つは「若いうちにやっておくと後々、得をすることは何か」です。養成塾の塾生に20〜30代の若い人達がいて、彼らと関わっていく中で、またわたしの娘が間もなく大学生になる中で、若い人達に伝えたいことを考える機会が増えました。若いうちにやっておくと後々、得をする投資効果が高いこと。それは、自分が対応できる容量を広げること、つまり「キャパの拡張」です。
わたしはコンサル会社で勤めていた20代前半の4〜5年間、今考えれば自分のキャパを広げなければ対応し切れないほどの量と質を、会社や先輩から求められました。

  • 朝から晩まで電話営業してアポ取りし、朝、昼、夜と連日の新規営業
  • 入社2年目にして新入社員研修の講師を務めるため、家族を参加者に見立ててのリハーサル
  • 先輩のコンサル同行に伴うレポート作成や調べ物はじめ膨大なデスクワーク
  • 会社の中ではやり切れず、自宅に仕事を持ち帰る日々

今なら超ブラック企業と言われてしまうことも、当時は当たり前で、心が折れそうになるのとも度々でした。しかし、20代で経営コンサルで独立するという夢があったわたしは、その夢が唯一の希望となって何とか踏みとどまり、26歳で退職届を出し、27歳で独立起業しました。
そして今思うことは、やったことの中身は何でもよくて、「自分のキャパを超えるレベルの量をこなすことが重要だった」ってことです。それによって「どれだけ考え、行動できるか」のキャパが拡張するからです。対応できる容量をコップに例えると、高さが年齢で横幅がキャパです。下から上に向かって年齢を重ね、中心から外に向かってキャパを広げる感じ。
若いうちならコップの素材が柔らかいので、大量の水を送り込むことで横幅がグッと広がります。
ところが、歳を取るごとに素材が硬くなり、横幅が広がりにくくなる。

よって、若いうちにキャパを広げた人とそうでないと人とでは、80歳までにコップに入れられる水の量が何倍も違ってくる。それはすなわち、一生のうちに成し遂げられることの質と量が何倍も違ってくるということです。そして、それだけキャパを広げる努力ができる原動力は、わたしの場合、それが好きだから、憧れがあるから、でした。わたしの娘にも塾生にも、自身のキャパを広げられるくらい夢中になれることを見つけて欲しいし、仮に見つけられなくとも、キャパを広げる行為自体に意味があることを伝えたい。そして、その支援をしたいと思います。

 

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