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2020年4月10日 (金)

Vol.252『今の時代に必要なのは、教える人ではなく一緒に追い込んでくれる人。』

コンサルタントの仕事は一般的には「教える先生」ですが、わたしたちキャッシュフローコーチの仕事は「教えることではなく、盲点に気づかせるパートナー」だと、この数年、セミナーや書籍で提唱してきました。この違いがもたらす価値の差がここ数年のSNSやYouTubeなど情報化の加速によって、より顕在化してきた気がします。にも関わらず、未だに「教えることが仕事」だと錯覚しているコンサルタントが少なくありません。
一般にコンサルタントが役割を分解すると3つの工程があり、それぞれの市場価値が大きく変化しています。ここをきちんと理解していないと、どんどんビジネスが苦しくなるので、一度整理しておきたいと思います。

コンサルタントの3つの役割とは「1.ノウハウを教える“先生”」「2.そのノウハウを思考回路に組み込む“トレーナー”」「3.その思考回路とビジョンを共有して一人では到達できないレベルまで一緒に突き進む(=追い込む)“パートナー”」です。
たとえばわたしは、マラソンを始めて7年目になりますが、スタートから今までずっとランニングコーチの個別セッションを依頼しています。世の中に数あるランニングコーチの中でも、彼のように何年も(それなりに高額の受講料を要する)個別セッションを依頼される人はそれほど多くないようです。なぜ彼は7年にもわたり、個別セッションを依頼され続けるのでしょうか?

それは、彼の主たる役割がまさに3つめの、「その思考回路とビジョンを共有して一人では到達できないレベルまで一緒に突き進む(=追い込む)“パートナー”」だからです。
「フルマラソンを完走する走り方」「サブ4の達成法」などのノウハウだけなら、ネットで検索すればいくらでも情報が得られます。そして、そのノウハウを思考回路に組み込むトレーナーの役割も、おそらく1~2年もあれば十分でしょう。ところが「一人では到達できないレベルまで一緒に追い込む」ことには終わりがありません。「フルマラソンを完走したら、次はサブ4を目指す」「それを達成したら、さらに自己ベストを目指す」というように、クライアントにビジョンがある限り、役割があり価値を発揮し続けられます。このように、クライアントのビジョンに寄り添って可能性を最大化する仕事は、あらゆる業界で今後ますます求められるあり方だと確信しています。自分のビジネスにその要素をいかに取り入れるか考えてみてはいかがでしょうか。

 

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