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2020年2月25日 (火)

Vol.250『失敗や未達を恐れず、目標を宣言してもいい理由。』

たいていの物語は次のように要約できる。
何らかの目的を持つ主人公が、それを達成する前に問題に出くわす。主人公が絶望の淵に立たされたとき、導き手が現れて、計画を授け、行動を促す。その行動により、主人公は失敗を回避して、成功に至る。

ほとんどの映画では、何らかの形でこの構造が登場するはずだ。物語の7つの基本要素は音楽のコードのようなもので、この要素を使って生み出すことのできる物語は無限にある。ギターを弾くときに7つの和音でいくらでも曲を作れるのと同じだ。一方、そのコードからあまりにもかけ離れると、音楽ではなく雑音になってしまう危険がある。

 

(『ストーリーブランド戦略
ドナルド・ミラー 著
ダイレクト出版 35頁より引用)

人の信頼を得る手段の1つは「有言実行」でしょう。声高らかに目標を掲げ、それを達成する姿を見た時、周りの人たちはその人を尊敬します。それを知っているからか、「目標を掲げることを躊躇する」人も少なからずいるようです。それは、「達成できなかったときに、叩かれるのが怖いから」ではないでしょうか。その恐怖を克服する話をしたいと思います。

わたしは6年前から毎年12月にホノルルマラソンに出場しています。そして、その初回出場の際に「サブ4(4時間切り)を目指す!」と宣言し、結果は4時間59分。つまり未達でした。そして2回目は5時間9分。3回目は4時間58分。そして直近の6回目は4時間39分で、いまだにサブ4の目標は達成できていません。
つまり、自身の養成塾やコミュニティ、facebookやメルマガなどで何度も宣言しておきながら、6年間にわたって未達が続いているわけです。わたしは当初、「メッチャかっこ悪い!塾生やクライアントにどんな顔して報告すればいいんだろう?」と落ち込みました。ところが、実際には目標未達を蔑む声は全くなく、周りの人たちはフルマラソンに挑戦し続けていることを賞賛し、励ましの声をかけてくれました。そこでわたしは大きな発見をしたのです。

それは「人は物語に惹きつけられる」ということ。
つまり、周りの人は「目標を達成したかどうか」の結果だけではなく、「どのように目標に向かったか」の姿勢やプロセス(=ストーリー)も見ているということです。つまり、「目標は、達成したら尊敬され、失敗しても応援される」ということです。
目標は、達成しても未達でもどちらもプラスしかなくて、マイナスがあるとすれば、「目標を掲げておきながら、そこに向かう行動を全くしなかった」場合だけです。
なので、達成したい目標があるのなら、周りに宣言した方が絶対に得。それが自分の周りに応援団をつくる最大の秘訣なのだから。できることから宣言してみてはどうでしょうか。

 

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