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2019年2月25日 (月)

Vol.238『努力と忍耐、根性。とは別次元の効果的なアプローチ』

この自分では意識できないストレスを緩和する「もっとも簡単な方法」の1つが、
意識できない心(無意識)に働きかける色(カラー)を利用することです。
最近の研究では、人間は色を資格的に認識するだけでなく、皮膚で認識することがわかってきています。青色、緑色、赤色と、それぞれの色の光をとらえる「オプシン」というタンパク質があり、この三つの光をとらえることにより、赤から紫までを脳が皮膚を通じて感じることが出来ると言われています。

<中略>

つまり皮膚は色を認識しているということです。ちなみにタコは、まわりの環境に合わせて皮膚の色を変えると言われていますが、「目」→「脳」→「皮膚」の経路ではなく、皮膚自体がまわりの色を感知して、一瞬で皮膚の色を変えて環境に同化するそうです。
生物は、目ができる以前は皮膚で色や光を感知して生きていたのかもしれません。

<中略>

ピンク色は、幸せ、愛情、優しさ、思いやりなど、幸福を象徴する色です。
愛情や優しさをもっと感じたい方は使うといいでしょう。

(『ぐっすり眠れるピンク色の魔法
橋本陽輔 著
自由国民社 24頁より引用)

問題に直面すると、「努力と忍耐、根性」でなんとか乗り切る。そんな人は多いのではないでしょうか。わたし自身、学生時代に体育会系の厳しいトレーニングや受験勉強などの経験からでしょうか、常に正面突破で立ち向かう癖があります。

それで解決できるうちは、それでもいいのでしょう。ただ、それでは心も体も疲弊して、エネルギーが消耗し、ゴールを諦めたり、病んでしまうこともあるかも知れませんね。

とりわけ、病気や家族の介護、心の病など、ゴールが見えない問題に直面しているケースなどは、正面突破で努力するほど、つらい思いをする人もいるようです。

問題解決において、わたしは3つの視点を持つようにしています。それは、「能力」「行動」「環境」の3つです。そして多くの人は、「能力(どんなスキルを身につければいいか)」か「行動(何をすればいいか)」ばかりを考えがちであることに気がつきました。

その一方で「環境(どんな環境を整えればいいか)」の視点が軽視されがちだな、と。

今回の本の著者は、わたしが10年以上前から親しくさせてもらっている方なのですが、この「ピンク色」の力をはじめて聞いた時は衝撃でした。何しろ、ピンクの衣服やマフラーを身につけるだけで、心や体の問題が解決することがある、というのですから。わたしも仕事が立て込み、エネルギーが下がってきたかな、と感じると、ピンクのマフラーを巻いています。今では何も考えず無意識でやっていますが、それで快適な生活が送れるのなら、言うことなしですよね。ピンときた人は試してみてはいかがでしょうか。


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