Vol.238『努力と忍耐、根性。とは別次元の効果的なアプローチ』
この自分では意識できないストレスを緩和する「もっとも簡単な方法」の1つが、
<中略>
つまり皮膚は色を認識しているということです。ちなみにタコは、まわりの環境に合わせて皮膚の色を変えると言われていますが、「目」→「脳」→「皮膚」の経路ではなく、皮膚自体がまわりの色を感知して、一瞬で皮膚の色を変えて環境に同化するそうです。
<中略>
ピンク色は、幸せ、愛情、優しさ、思いやりなど、幸福を象徴する色です。
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(『ぐっすり眠れるピンク色の魔法』
橋本陽輔 著
自由国民社 24頁より引用)
問題に直面すると、「努力と忍耐、根性」でなんとか乗り切る。そんな人は多いのではないでしょうか。わたし自身、学生時代に体育会系の厳しいトレーニングや受験勉強などの経験からでしょうか、常に正面突破で立ち向かう癖があります。
それで解決できるうちは、それでもいいのでしょう。ただ、それでは心も体も疲弊して、エネルギーが消耗し、ゴールを諦めたり、病んでしまうこともあるかも知れませんね。
とりわけ、病気や家族の介護、心の病など、ゴールが見えない問題に直面しているケースなどは、正面突破で努力するほど、つらい思いをする人もいるようです。
問題解決において、わたしは3つの視点を持つようにしています。それは、「能力」「行動」「環境」の3つです。そして多くの人は、「能力(どんなスキルを身につければいいか)」か「行動(何をすればいいか)」ばかりを考えがちであることに気がつきました。
その一方で「環境(どんな環境を整えればいいか)」の視点が軽視されがちだな、と。
今回の本の著者は、わたしが10年以上前から親しくさせてもらっている方なのですが、この「ピンク色」の力をはじめて聞いた時は衝撃でした。何しろ、ピンクの衣服やマフラーを身につけるだけで、心や体の問題が解決することがある、というのですから。わたしも仕事が立て込み、エネルギーが下がってきたかな、と感じると、ピンクのマフラーを巻いています。今では何も考えず無意識でやっていますが、それで快適な生活が送れるのなら、言うことなしですよね。ピンときた人は試してみてはいかがでしょうか。
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