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2019年1月25日 (金)

Vol.237『ひとりで考える時間を強制的に持つには?』

ひとりで考える時間がアイデアを生む。

<中略>

—つまり「インディペンデントデー」は、ひとりで考える日なんですね。

糸井:そうです。だから金曜日には打ち合わせの予定は入れません。みんながどこにいるかも把握しない。会社に来なくたっていい。ただ寝ているだけで終わっちゃう人がいる可能性だってあります。でも、それはいちいち監視するようなことではありませんから。

みんなが「インディペンデンスデー」を持つようになったら、ぼくも意識的にひとりで考える時間をつくろうと思っています。

僕は京都に行っている間、よくひとりで考えているんです。本当はインプットをしようと思って京都を訪れるのだけれど、結局はアウトプットばかりしている。ひとりでいる時間はイ東京にいるとなんとなく時間が分断されてしまいます。やっぱり分断されずに考え続けるには旅先が合っている。とにかく誰にも邪魔されませんから。

(『すいません、ほぼ日の経営。
糸井重里・川島蓉子 著
日経BP社 95頁より引用)

本書で提唱されているように、「ひとりで考える時間」はとても重要で、特にいくつもの意思決定をする経営者は、絶対に確保した方がいい、とわたしは思います。
ところが現実には、そのような時間を確保している人は極めて少ないのが実態のようです。

その理由は簡単で「いつやってもいい」上に「強制力がない」からです。
まさに、「物事を先送りする3大条件」のうちの2つをカバーしています。

このことを実感したわたしが行っていることは、「外部の専門家のコンサルやコーチングを受ける」ことです。わたし自身が人のコンサルをする立場ですが、わたしの活動においては逆に複数の専門家の力を借りています。仕事では、マーケティング、WEB活用、コミュニティ活性化、身体とビジネスのバランス化、英語など。プライベートでは、ランニング、ウクレレなどです。彼らとのセッションが毎月、決まった日時にあることで、必ず「考える時間」が確保される。それは時にアウトプットだったり、インプットだったりします。
いずれにせよ、セッションの後に「ひとりで考える宿題」が生まれ、それは次のセッションまでにやらざるを得ないため、“健康的な強制力”が働き、先送りを回避できます。

この“健康的な強制力”が発揮される環境づくりが、「ひとりで考える時間」を持つ上で、最大のカギなのではないでしょうか。本書の例のように、毎週決まった曜日をそういう日としてルール化するのもその1つ。ぜひ、試してみませんか。


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