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2018年10月25日 (木)

Vol.234『スタッフの存在価値を最大化する秘訣とは?』

トウガラシは辛いです。プリンにのせても合いません。トウガラシは、スイーツ業界では嫌悪されるでしょう。「君の辛さは一体なんだよ!グラニュー糖を見ろよ、大活躍だろう!」というふうに。違うのです。トウガラシはスイーツには合いませんし、お菓子の世界でいい仕事はできないかもしれません。その代わり、和食の世界にいけばどうでしょう。

蕎麦やうどんにかけたら最高です。適材適所なのです。

人間は、単体で評価されるものではありません。そもそも、人に助けられることを前提に作られています。私はワンオペレーション反対派です。「ワンオペ育児」という、親が1人で育児を担う状態を指す言葉が広まっていますが、育児や家事を1人でこなす状況は異常だと考えたほうがいい。いつだって、人は人に力を借りるべし。

人間が、それぞれ微妙にスペックを変えて単体を存在させているのはなぜか。

協力させるためです。協力したときにこそ、力が発揮されます。

大切なのは、自分はどういう起用のされ方をすれば最も活躍できるか。

それを自覚することなのです。

(『天才の証明
中田敦彦 著
日経BP 138-139頁より引用)

わたしは長年、コンサルタントとして個人プレーの仕事をしてきました。
そして、近年は日本キャッシュフローコーチ協会の運営という、チームプレーの比重が急速に高まっていて、その中でわたし自身が実践の中で鍛えられていることが1つあります。
それは、「その人の存在価値の最大化をいかにするか?」の目利き力です。

協会の仲間と共に、様々な企画を各種プロジェクトを立ち上げたり、全国の各地に会員主催型で100人超の強化研修会を行ったり、後楽園ホールを貸切で4百人規模のMVPコンテストを開催するうちに、「どうすれば人は最大限に輝けるのか」を考える機会がものすごく増えました。つまり、どのような人にどんな役割を与えれば最大限に輝くのかです。

と同時に、逆の目線でこれからわたしがやりたいことがあります。それは、協会メンバー自身から、「自分はどのように活用されたいか」を自己申告してもらうことです。
自分の存在価値を最大化するのは、どんなシチュエーションで、どんな役割を担うことか?
それを一人ひとりが自覚して、能動的に発信できたとしたら、組織運営は今よりもっとスムーズに活性化するのではないか。もっとも、自分のことは自分ではなかなか客観視しにくいものです。なので、現実には周りの仲間に自分の強みや特徴を客観的にフィードバックしてもらう作業は必要でしょう。そのプロセスを通して、意思疎通を図ることにもなります。

そして、その発想は一般企業にも応用できるのではないか。そう考えると、協会活動を通して実践していることは、すべてコンサルティングの現場に応用できることばかりです。


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