« Vol.225『毎年ホノルルマラソンに出場する意味とは?』 | トップページ | Vol.226『時間がない!と混乱する前にすべきこと。』 »

2018年1月25日 (木)

Vol.225『リーダーが身軽になり、仕事の流れが早くなる方法。』

「チーフの皆さんへ。私への報告に関する新しい方針を決めたいと思います。これはほかのすべてのことより優先されています。お客様を喜ばせること。100ドル(8300円)以内で解決する問題ならば、あなたが判断し、解決すること。これは正式な許可であり、また、コストが100ドル以下で済むすべての問題は、私に報告しないで解決するようにという要求であります。私はあなた方の顧客ではありません。私に許可を求めることはありません。あなた方が正しいと思ったことをやってください。問題があったら、やりながら直していきましょう。ありがとう。 ティム」

<中略>

最初の月は、おそらく、細かく管理した場合よりも200ドル以上余計にかかったと思われる。その一方で、1か月で私は自分の時間を100時間以上節約でき、顧客はより早いサービスを受けられ、返品は3%以下になり(この業界の平均返品率は10~15%)、窓口担当者が私への説明に使う時間もかなり減った。そうしたすべてのことが、急速な成長、高収益、関係者全員の幸福をもたらした。人はあなたが思うよりも賢いものだ。

(『週4時間だけ働く
ティモシー・フェリス 著
青志社 P.169より引用)

個人で動くのではなく、チームで動くときに、意思決定の流れをデザインしておくことはとても重要です。トップの1人が判断してGOサインを出すまで、スタッフが待ち状態になっていると、当然スピードは下がるし、トップの負担は増える一方。1日が24時間に限られている以上、やがて限界が来ます。とは言え、社長からただ言葉で「自分で判断して決めなさい」と言われても、社員はどこまでをそうしていいのかわからず、結局は何も変わらない。その点、冒頭のように「金額を明示」して、「それがどんな意味や価値をもたらすのか」を言語化して伝えることで、ずいぶん動きやすくなるでしょう。

わたしにとっては、1年がかりで準備する日本キャッシュフローコーチ協会のMVPコンテストが、これに当てはまります。数十人の優秀なメンバーが関わってくれているのに、トップが逐一指示を出すシステムでは、あまりにもったいない。さすがに、初めて開催した2016年や、場所を後楽園ホールという大会場で初めて行った2017年など、「やってみて初めてわかることばかり」な最初のうちは力技でやらざるを得ないときもあるでしょう。

しかし、次の3回目はいよいよ力技から脱却して、「再現性のあるイベント」に昇華させるタイミング。だからこそ、先日は「各担当者がどんな工夫や実践をしたか」を紙にまとめて発表したプレゼンを動画収録した、マニュアル策定ミーティングも行いました。

そして、わたしは彼らの発表を聞いて、その能力の高さと情熱を再認識しました。そして、次の3回目はプレイングマネージャー的社長の立ち位置を実行委員長に譲り、自身は会社でいうところのオーナーに移行することを決意しました。2018年、「役割」と「決定権の範囲」を具体化して、新たな挑戦に臨みます。応援、よろしくお願いします!


追伸、
このワニレポは月2回、メールでも無料でお届けしています。
読み逃しのないよう、こちらから登録できます。
⇒ http://wani-mc.com/mm.html

|

« Vol.225『毎年ホノルルマラソンに出場する意味とは?』 | トップページ | Vol.226『時間がない!と混乱する前にすべきこと。』 »

今月のワニレポ(今月の一冊から)」カテゴリの記事