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2017年10月25日 (水)

Vol.222『面倒な仕事をやっておくことの意味とは?』

今までみてきたように、少しだけの間は、大きなリスクを背負ったり、またきつい仕事をしながら生活する必要があるだろう。これにより、多くのことを勉強し、会社というものを知り、ビジネスの仕組みを学び、また人の気持ちがわかるようになる。

これはとても大切なことである。大きなお金を稼ぎながらも、人間性を失ってはならない。
人にいろいろなことをやってもらうとき、心からの感謝ができるのは、自分も同じような経験をしているからである。だから働く間、辛いことを含めて大きく楽しもう。
同僚と一生涯続くような良い関係も築こう。

(『寝ながら稼ぐ
ジェームス・スキナー 著
KADOKAWA P.50より引用)

自分がやってきたからこそ、わかること、共感できることってありますね。
独立前のわたしは営業マンとして、社長を集めて飲み会の幹事を担当して交流の場をつくってきました。幹事をやったことがある人はわかると思いますが、結構手間がかかります。

まず、会場選びに悩みます。10人以上の会になると、個室であって欲しいし、ドリンクは飲み放題がいい。料理も「甲殻類は苦手」とか「肉はNG」なんて人がいると、選択肢が極端に少なくなります。そして、なんとかお店が決まってメンバーに参加を呼びかけても、すぐには参加表明の返事をしてくれなかったりもします。また、参加者がドタキャンで欠席になったり。連携がうまくいかずお店からキャンセル代を請求されました。それを本人に請求できずに、自腹で払ったりしたこともありました。ドタキャンした人は「お店がキャンセル対応してくれたんだろう」と思っていたのでしょう。「キャンセル代、支払うので言ってください」という申し出はありませんでした。わたしもその人に請求すれば良かったのですが、「まあ、また次に来てくれればいいか」と思い、妙な遠慮があったんですね。

このような体験を通して、わたしは「どこまでみんなの要望を受け入れるか?」「先に伝えておくことでスムーズにいくことは何か?」「そもそもどんな人に参加してほしいのか?」
などを考えるようになりました。

この当時の幹事体験が、実は今、日本キャッシュフローコーチ協会の運営にものすごく生きています。協会では10数個のプロジェクトが同時並行で動いていて、それぞれのリーダーがメンバーをまとめてくれています。メンバーは社員ではないので、強制力のない中でまとめていく必要があります。その負荷がありありとイメージできるので、「代表理事としてわたしがどうリーダー達をサポートしてあげればいいか?」がわかるし、何より心から感謝できるのです。小さな規模で面倒な仕事をやっておくことは、後で大きな規模のやりがいのある仕事を任されたときの仕込みになることを実感しました。


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