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2017年9月

2017年9月10日 (日)

Vol.221『神は、◯◯に宿る!』

ビジネスパーソンとして、言葉を使って人に動いてもらうシーンは多々ありますよね。
とりわけ、人の相談に乗る時、どんな言い回しを使うかによって、相手に素直に受け止めてもらえるか、それとも反発されるか、が決まります。そもそも人は、よほど尊敬している人でもない限り、他人から「上から目線で指導」されたくはないものですからね。

その点、「人の相談に乗り、お役に立つこと」が仕事であるコンサルタントは、この点をよく理解している必要があります。とりわけ、「教えるスタイルの先生型」ではなく、「気づかせるパートナー型」のコンサルタントであれば、なおさらです。先日、クライアントに投げかける言葉には、語尾を微妙に変えることで、受け手の印象が違うことに気がつきました。

例えば、次の3パターンです。これは、文字で見ただけではその違いがわかりづらいのですが、実際に声に出してみるとわかります。

①「どうしたら、◯◯できますか?」
②「どうしたら、◯◯できるでしょうか?」
③「どうしたら、◯◯できるでしょうかね?」

そのニュアンスの違いを、解説しますね。

①「どうしたら、◯◯できますか?」
→これは、相手にだけ考えさせています。よって、少し突き放した印象を与えます。

②「どうしたら、◯◯できるでしょうか?」
→①よりはやわらかいが、やはり相手にだけ考えさせています。

③「どうしたら、◯◯できるでしょうかね?」
→これは、着眼点を投げかけつつ、相手だけでなく、自分も一緒に考えるスタンスが伝わります。

このように、「語尾」の使い方1つで、スタンスの違いが伝わってしまいます。その結果、相手が素直に受け入れるか、反発を感じるか、の違いをもたらすのです。よく、仕事のクオリティを極める際に、「神は【細部】に宿る」と言いますが、コンサルティングにおいては、
「神は【最後】にも宿る」のですね。


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