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2017年7月

2017年7月25日 (火)

Vol.219『他者の力を借りて、より大きな仕事をするには?』

私の言う新しい考え方とは、協力を求め、他者のリソースを投資してもらうことにより、ビジネスを最適化するということです。他者をプロセスに招き入れることこそ、会社の利益、資産価値、達成感、喜び、そして自由を最大化する早道なのです。あなたはもう十分身を粉にして働いています。

その働きという投資に見合う最適のリターンを得ないでどうするのでしょう?

何か小さなことを、きちんとしたいなら、自分でやりなさい。 何かを成し遂げて世の中に大きなインパクトを与えたいなら、 権限移譲することを学びなさい。

- ジョン・C・マックスウェル

(『マネー・コネクション ジェイ・エイブラハム 著
角川書店 P.220より引用)

コンサルタントのような専門職が、個人技でやれるレベルを超えて、大きく影響力を発揮したい場合、いかに他者の力を借りて協業するか、がカギとなります。

わたしは元々、完璧主義的なところがあり、本の執筆にせよセミナーや講座の制作にせよ、納得がいくまで突き詰めていく傾向があります。顧客に最大の価値を届けるべく商品のレベルを高めることなので、それはそれでアリなのでしょう。

ところが、仲間に仕事を任せる場面では、この完璧主義が壁になります。そのことを最も考え抜いている自分の期待レベルに至らないことがストレスになり、結局自分で抱え込んでしまうからです。それは、その人の力量が劣るから、という理由だけではありません。

逆に依頼者よりも能力が高い人であっても、依頼の仕方が下手で意図やゴールを共有できていないと、遅々として進まないことがあります。そのような経験を数多くしたわたしは、今チームで仕事をするとき、意識していることが3つあります。これを意識し始めてから、他者の力を借りるのが以前よりずいぶんスムーズになった感じがします。それは次の3つです。

①それをやる意味づけやゴール、やり方を丁寧に伝える
脱★完璧主義の発想でやる
③チームで取り組むプロセス自体に「関わる者同士の関係性構築」の意味を持たせる

とりわけ、最近わたしが意識しているのは③です。日本キャッシュフローコーチ協会で各種プロジェクトが立ちあがり、協同作業で進めることが増えてきました。そんな今、そのプロセスでメンバー同士が対話を重ね、協力し合う体験。それ自体に、このコミュニティの一体感や安心安全ポジティブな場の雰囲気を醸成する意味があります。このように、その仕事の成果物だけでなく、プロセスにも価値があることに気がつくと、脱★完璧主義にもなれます。 どこにフォーカスするかで、捉え方が変わり、行動や成果が変わることを実感します。


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2017年7月10日 (月)

Vol.219『結果的に良好な人間関係が育まれるコツ。』

わたしがコンサルティングにおいて成果を発揮する秘訣として重要視していることに、「安心安全ポジティブな場づくり」があります。これは、相手と自分が居合せる【場】が安心安全ポジティブになるよう、言葉・表情・態度・行動を整える、というものです。

これを発動すると、その【場】の力でリラックスした人間関係が育まれ、自由に意見を出し合えるようになります。そして、他人の発言をヒントにしてさらにアイデアを創発し、それがどんどん積み重なっていく「知の相乗効果」が発揮され、組織の生産性は高まり、何よりそこにいることが楽しくなるわけです。なので、それをコンサルタントの塾生やキャッシュフローコーチの仲間たちに推奨しています。

ところが、これを微妙に曲がった解釈をすると、その意識の矛先が【場】ではなく、【人】に向けることがあることに気がつきました。
つまり、「この【人】と安心安全ポジティブな関係をつくるために、どう振る舞うか」というように。これは、似て非なる発想です。
人に意識を向けると、Aさん、Bさん、Cさんと相手によって自分との相性の良し悪しがあって、話が複雑になります。正確も距離感も人それぞれです。それにいちいち対応しようとしていたら、かなり高度なコミュニケーション・スキルを身につける必要が出てくるでしょう。

ところが、【場】に意識を向けるとどうなるか?

【場】に意識を向ける分には、常に対象は1つなので、シンプルです。
そして、結果的にその場に居合せる人との関係性も良くなるのです。
わたしは、1対1の面談でも、1対多のセミナーや講演会でも、常にこの【場】にフォーカスします。そして、この【場】が安心安全ポジティブなものになることをイメージし、そのイメージに引っ張られて、言葉・表情・態度・行動を導いていく。

言葉にすると微差に聞こえますが、この違いはコミュニケーション円滑化においてとても重要で有益なコツです。試す機会がある人は、トライしてみていただきたいです。


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