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2017年6月20日 (火)

Vol.218『達成できる目標の立て方とは?』

「達成できる目標の立て方のコツを教えてもらえませんか?」という相談を受けることは珍しくありません。やる気があって向上心も高い人ほど、この質問をします。

とりわけ、税理士や社労士などの有資格者であれば、かつてその資格取得の勉強の際に、「目標を決めてコツコツ実践する」ことは体験しているはず。それなのに、資格を取得して晴れて独立した後に、年初に立てた目標すら達成できていない自分にイラ立ちを感じているようなのです。

そこで今日は、目標を立てても達成できず、足踏みしているある税理士Aさんとの対話を紹介することで、「達成できる目標の立て方」のコツをお伝えします。

和仁:「目標の立て方のレベルを100点満点として、今は何点の出来ですか?」

Aさん:「70点です。後で振り返ってみると、目指すゴールに到達するような行動計画になっていない気がするからです。たとえば『契約を3件とるために、週に2人の新たな出会いをつくる』みたいな行動計画を設定したとして、実は週に2人では足らなかったり、日々の業務に流されて週に2人の見込み客との出会いもつくれずにいたりします・・・」

和仁 :「なるほど、目標と行動計画の整合性がついていない、ということですね。そこは経験を重ねることで行動計画の精度をアップさせることはできるでしょう。問題は、週2人に会うと決めながらもやらずに過ごす、といった『立てた目標に沿った行動をしていない』点でしょう。ところで、あと30点はどんな条件が整えば埋まりそうですか?」

Aさん:「う〜ん・・・(しばらく沈黙の後)、やはりヤル気の問題でしょうか?」

和仁:「たしかにヤル気は大事です。そのヤル気を持続させる秘訣は何か、が問題ですね。それは、『それを達成しなければならない明確な理由があること』です」

Aさん:「あ、たしかに税理士の資格試験のときは、1年前に結婚して妻の出産も間近に控えていて『今年絶対に合格しなければならない』という覚悟でやっていました。それに当時は税理士事務所の職員として、将来の独立のためだけじゃなく、目先では資格手当での収入アップが家族を養う上で必要という明確な理由がありました」

和仁:「資格取得のような明確な理由がなくなった今、自ら理由をつくることが重要。その1つは、その達成したい目標を親しい人に公言することです。達成しないと嘘つきになってしまうので、なんとか達成しようという圧が働くからね」

それを達成することは、自分にとってどんな意味があるのか?そこを明確にしてみたいものです。


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