« Vol.204『不満を吹き飛ばす強みとは?』 | トップページ | Vol.205『不安に支配されそうになったときの対処法。』 »

2016年4月25日 (月)

Vol.204『コンサルタントって何する人?』

私は、今まで2万人を超える経営者、起業家を育ててきた経験から断言するが、「売る力」は、人間誰しもが持った、自然な力である。その本質は、出会った相手の中に才能を見出し、自分が提供できる価値とつないでいくコミュニケーション能力にあり、それは言葉の使い方で決まる。そこで今回、本書により、私が提供したいのは、あなたにすでに備わっている「売る力」を体験していただくための“言葉の使い方マニュアル”だ。

多くの人は、商品を売るためには、気の利いた表現で描写すること−すなわち、「どのように(HOW)言うか?」に注目するが、これは間違い。もっともっと重要なのは、「何(WHAT)を、どの順番(WHEN)で言うか?」なのだ。

(『稼ぐ言葉の法則 神田昌典 著
ダイヤモンド社 P.7より引用)

機械に向かってモノづくりをしたり、パソコンの画面に向かってプログラミングをする仕事は別として、人と向き合ってコミュニケーションを伴う仕事は、「言葉をいかに使うか」がとても重要ですよね。ところが意外にも、その「言葉の使い方」をきちんと学ぶ場がありません。

もちろん、基本的な日本語や文法、敬語などは学校で習います。でも、「人をやる気にさせる言葉の選びとは?」とか「思わず動きたくなってしまう言葉の順番とは?」は、意図的に動かない限り、習得する機会がありません。

わたしは、これを営業活動とコンサルの実務の中で必要に迫られ、学び、身につけることができました。なぜなら、営業にせよ、コンサルティングにせよ、「言葉を使って、人を動かす力が必要」だからです。以前、娘の学校の宿題で「親の仕事の内容を、お友達にわかりやすく説明しよう」というお題がありました。こういう機会はとても刺激的なんです。なぜなら、自分が知っていることを、自分とは違う目線で表現することで、言語化スキルが鍛えられるからです。

それで、抽象度の高い表現として、次のように伝えました。

「コンサルタントとは、言葉を使って人によい影響を与え成果をもたらし報酬を得る人だよ」

と。そう言いながら、改めて「コンサルタントは“言葉”を最大のツールとして使う仕事なんだから、“言語化スキル”をどこまで磨けるか、で差がつくよな」と実感しました。

わたしが提唱している概念として、「前置きトーク」「誘い水トーク」「事前期待のマネジメント」「安心安全ポジティブな場づくり」「お困りごとトップ3」「1アクション3ゴール」など多々ありますが、それらはその言葉がもたらす影響力をイメージしてつくったものです。

今後も、言語化スキルに磨きをかけ、人が思わず自ら動いてしまうインスピレーションでありたいし、体験を通した学びや気づきを伝えられる存在でありたいと思います。


追伸、
このワニレポは月2回、メールでも無料でお届けしています。
読み逃しのないよう、こちらから登録できます。
⇒ http://wani-mc.com/mm.html

|

« Vol.204『不満を吹き飛ばす強みとは?』 | トップページ | Vol.205『不安に支配されそうになったときの対処法。』 »

今月のワニレポ(今月の一冊から)」カテゴリの記事