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2016年3月25日 (金)

Vol.203『表に見えない水面下にある“構造の強さ”とは?』

ブランドとは、そもそも企業に固有のもので、強いブランドを作ることは独占への強力な手段となる。今いちばん強いテクノロジー・ブランドはアップルだ。

<中略>

これまでに多くの人がアップルの成功から学ぼうとしてきた。独自の広告戦略、ブランドストア、高級素材、注目されるプレゼンテーション、高価格、そしてミニマリスト的デザインでさえ、すべてを模倣することはできる。でも、そうやって表面を磨き上げても、その下に強い実体がなければうまくはいかない。アップルは、ハードウェア(優れたタッチスクリーン素材)とソフトウェア(特殊素材用に特別にデザインされたインターフェース)の両方で、一連の複雑なプロプライエタリ・テクノロジーを有している。大量生産によって、材料価格も支配できる。その上、コンテンツの生態系を通して強力なネットワーク効果を享受できる。数億人のアップルユーザーを狙って数万の開発者がアプリを開発し、豊富なアプリがあるのでユーザーはアップルのプラットフォームを離れない。アップルの一連の独占的優位性は偉大なブランドの陰に隠れているけれど、アップル・ブランドによる独占を強化しているのは、こうした本質なのだ。本質よりブランドから始めるのは危険だ。

(『ゼロ・トゥ・ワン ピーター・ティール 著
NHK出版 P.79より引用)

本書のこのくだりを読みながら、わたしは自分の講座「キャッシュフローコーチ養成塾」の魅力を高める本質は何か、を考えてみました。

この養成塾の魅力とは、①参加人数の6割以上が養成塾期間中に参加費全額以上の粗利額を確定させる、コンテンツの再現性の高さ、②和仁が17年間磨きあげてきたツールをそのままコンサルや営業で使える即効性、③商標で守られているキャッシュフローコーチという新たな肩書きが手に入り、商工会議所へのセミナー提案や既存客へのコンサル提案がしやすい、などがあります。

ところが、それらは確かに大きな魅力や強みではありますが、塾生が価値を感じてくれる本質的な価値は別にあるとわたしは考えています。
それは「コミュニティの力」です。

つまり、日常的にはネガティブな言葉を振りまく同業者や顧客がいたとしても、「このコミュニティに関わっていれば、すぐに本来の自分の望むポジティブなあり方に立ち戻れる」という安心感。継続的に意欲が高い水準にキープでき、自分のフォーカスをネガティブよりポジティブに向けさせてくれる環境。自然と楽しさとワクワク感が腹から湧き上がってくる感覚。それをいかにfacebookなどのオンラインと、セミナーやイベントなどのオフラインの両面で構築するか。今のわたしは、そこに強い関心があります。
目に見えない水面下にどれだけ構造的な強さを持つか。当面のわたしのテーマです。


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