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2015年8月25日 (火)

Vol.196『問題が問題でなくなるアプローチとは?』

ある若い女性は、断食中の不思議な体験を語ってくれました。断食道場の近所に古い神社があり、散歩で通りかかったときに何気なく「由緒書」の看板を眺めました。「その後、道場に戻ると、その看板がパッと目の前に浮かび、文字の一字一句まではっきり読めたのです!」。この一件をしても、ファスティング(断食や小食)が、頭脳を超能力レベルにまで高めることがわかります。では、なぜファスティングで頭脳が冴えるのか?

第一人者である山田豊文氏(杏林予防医学研究所所長)の解説は明快です。

「脳細胞がデトックスされるからです。脳神経の汚れが落ち、脳が若返り活性化する」

日本では65歳以上の4人に1人が認知症だそうです。これは、国が傾きかねない大問題。

しかし、認知症患者にファスティング療法を施せば、目覚ましく回復するでしょう。

それなのに、向精神薬という化学毒をさらに投与しているのです。狂気の沙汰です。

認知症治療にファスティングを取り入れるべきです。

(『できる男は超小食 船瀬俊介 著
主婦の友社 P.17より引用)

本書によると、空腹が脳を活性化し、体調も良くなるそうです。前提として、人類始まって以来の飽食の時代ならではの切り口だとは思います。ただ、わたしが本書でユニークだと思ったのは、「断食」や「小食」というアプローチによって、免疫力が高まり、体だけでなく、心の病や脳の病などに効く可能性がある、という着眼点 です。

アトピーや、認知症、うつなどは、それぞれが専門医によって処方され、改善が難しいものと認識されてきました。それが、「断食」や「小食」というまったく別のアプローチによって、横断的に解決するとしたら、なんてすばらしいことでしょう。
このような現象を、わたしは「問題が問題でなくなるアプローチ」と呼んでいます。

これと同じことが、ビジネスの場面でも見られます。
たとえば、「集客に悩みがある」とき、一般的にはその解決策を「集客専門のマーケティングコンサルタント」に求めがちです。また、「営業の悩み」や「人の採用の悩み」も同様に、「営業コンサルタント」や「人事採用コンサルタント」に解決策を求めるでしょう。

ところが、あり方を確立することで、それらの悩みが解決することがある のです。
それは、「当社のミッションや理念、セルフイメージ、ビジョンは何か?」「やること・やらないことは何か?」「星の数ほど同業者がいる中で当社が選ばれる理由は何か?」などを言語化し発信することで、最適な見込み客やスタッフが周りに集まってくるからです。
これは、物事を表面的にとらえず、本質を突き詰めることによって発見できること。
つまり突き詰めて行くと、結果的に物事はシンプルになっていくのではないでしょうか。


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