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2015年5月25日 (月)

Vol.193『“先生型”は教える。“パートナー型”は?』

なお、このように「なぜ?」「なぜ?」と生徒に聞かれていくと、教師側が知らない問題に案外早く到達するものです。そんな時、「うるさい!」とごまかしたり、「先生に恥をかかせたいのか?」と内心、怒りを覚えてはいけません。僕は、そういう場合、「先生もそこまでは知らないから、一緒に調べてみようか」と言っていましたし、僕が現在経営する塾の講師達にもそう指導しています。図にすると、知識に立ち向かう教師と生徒の関係性は、こうあるべきだと思っています。

※「先生が持っている知識を生徒に教える上下のスタンス」ではなく、「先生も生徒も知識(人類の叡智)を共に求めるが、その過程で生徒が問いを発し、先生が先輩としてアドバイスする対等なスタンス」のイメージ図(和仁・解説)

結局は、そうした姿勢が、生徒との深い信頼関係を築くことになると、僕は信じています。

(『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話(文庫特別版) 坪田信貴 著
角川文庫 P.52より引用)

これからの時代に社長に必要とされ長く良い関係を築くコンサルタントと、短期的な関わりで終わるコンサルタントの違いは、突き詰めれば、この関わり方のスタンスによるのではないでしょうか。従来、経営コンサルタントという仕事は「先生」と呼ばれ、「教える」ことが仕事だと思われてきました。ところが、そもそも顧客である社長は、「人から上から目線で教えられたい」人たちでしょうか?

それは、違いますよね。人から指図されず、自分の思うようにビジネスをやりたいから会社を起こした人も多いはず。それなのに、せっかくリスクを背負って会社を起こした上に、わざわざ高いお金を払ってコンサルタントの先生から「ああしろ、こうしろ、あれはするな」と言われたいのだろうか。そんなわけはない。

そんな思いがきっかけで、わたしは「パートナー型」コンサルにたどり着きました。
では、パートナー型コンサルタントは、教えるのではないとしたら、何をするのか?

それは、「気づかせる」のです。何を気づかせるのか?
それは、「社長が見落としていた盲点」です。世の中にはある立ち位置からだと死角となって見えないポイントがあり、それを盲点と言います。どんなに優秀な社長でも、見落としている盲点があります。それを質問や事例、例え話を織り交ぜて本人に気づかせ、目指す姿にたどり着く道を一緒に考えてくれるのが「パートナー型」コンサルタントです。

そんなパートナー型コンサルタントの同志を世の中に多く輩出し、社長のビジョン実現化をサポートすることが、今わたしがもっとも情熱を注いでいる活動です。


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