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2014年12月

2014年12月25日 (木)

Vol.188『過去の記憶に引っ張られない秘訣。』

セーレン・キルケゴールは言いました。
「人生は常に、私たちがおもに何を考えているかを反映している」
成功した人たちと話してみると、想像力をフル活用して自分の将来を心に描いていることが分かります。重大事をまとめるとき、自分がどう感じるかを想像しているのでしょう。

彼らは、のどかな休暇と、それを存分に楽しむための豊かさを思い描きます。心の目で達成したい成功を見ているのです。つまり、築き上げたいと思っていることの光景を楽しむのです。そんなふうに心に描きつつ、それが確信になったとき実行に移します。

<中略>

いつもうまくいかないことがあるなら、ひとりごとを通して自分の信念に注意を向けましょう。あなたは自分に語りかけるとき、どんなことを言いますか?

否定的なひとりごとは否定的な気分を作ります。自分の悪い気分はどこからともなく生じるのだとあなたは思うかもしれません。つまり「寝起きが悪いだけだ」と。今度怖気づいたとき、何について考えていたのだろうと自分に尋ねてみてください。早い段階で自分をキャッチすることができれば、自滅的で否定的な自分の考えと自分の気分の直接的な関係をはっきりと見ることができるでしょう。

(『直観力レッスン リン・ロビンソン 著
ハート出版 P.79より引用)

先日、あるご縁から本書の著者リンさんに直観力コンサルを受ける機会を得ました。
その際に、ユニークな指摘をされたのが強烈に脳裏に焼き付いています。
「あなたは、直観力をよく活用しながらも、同時にロジカルにわかりやすく人に伝える論理性も高い、極めて珍しいタイプですね」
そのとき、ハッと気がつきました。独立する前のわたしは、今ほどは論理性が磨かれていなかったので、イメージ先行型でした。それが、ここ数年はコンサルタント向けに言葉で分かりやすく伝える必要性が高まったこともあり、どちらかというと「イメージする時間」が減り、「ロジカルに言葉を駆使して考える時間」の割合が圧倒的に多くなっていました。

「イメージする時間」とは、「こんな世界を創れたらいいな」と理想の姿を自由に想像すること。いわば、良い意味での妄想です。ここ数年、その割合が減り、「考える」割合が増えていました。手段を「考える」とき、過去の記憶から素材を引っ張りだしてくるため、大抵は「できない理由」が先に浮かんで来ます。
よって、せっかくの楽しいイメージのタネが消滅してしまうのです。

そこで最近、わたしが意識していることは、「どうだったら理想的か、をまずありありとフルカラーでイメージする。やり方はとりあえずスルーでOK」ということです。
健康的な妄想タイムを日常に組み込み始めたところ、流れがよくなってきています。


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2014年12月10日 (水)

Vol.188『相談内容を鵜呑みにしない!?』

コンサルタントとしてクライアントの相談に乗るときに、わたしがいつも大切にしていることがあります。またそれは、コンサル養成塾などで塾生に強調していることでもあります。
それは、「相談内容を疑ってかかれ」ということです。
先日あるマーケティングの専門家から相談を受けたときのこと。
彼の相談は、「どうすれば教材の開発スピードがもっと早くなるでしょうか?」でした。
これを鵜呑みにしてアドバイスをしようとしたら、わたしの回答はどうなるでしょうか?

・開発時間を確保するための、時間の有効な使い方について
・頭の中に眠るネタをたくさん書き出して視覚化する方法
・ノウハウを文字に落とし込む作業を最小限の労力でやるコツ
などについてアドバイスをしていたかもしれません。しかし、そこで早合点せずに「今、どういう状況で、どのプロセスに時間がかかっているのか?」を聞いていくと次のことがわかりました。

A・書きためたネタをまとめてコンセプトが決まるまでに1年くらいかかる。
B・情報の整理は2カ月でやれる。
C・教材化に向けて収録・編集するのは1カ月でやれる。

つまり、Aの作業に一番時間がかかっていて、ネタ自体は常時10個以上は抱えているとのこと。
ならば、その10個を商品化するタイミングをズラしていけば、最大で年10個、少なくともその半分は教材の商品化が可能になります。そこまでわかって初めて、1つ質問をしました。
「来年1年間に4~5つの新教材を3カ月スパンでリリースすると決めて、そこから逆算してスケジュール化することは可能ですか?」
その瞬間、彼の表情は晴れやかになり、「そうか!今までは教材は出来上がった時点でリリースするものだと発想していました。だから期限がなかった。でも、セミナーやイベントと同じようにスケジュール化して逆算していけばいいんですね!」と気づきを得てくれました。
彼のボトルネックは、「開発スピードが遅い」のではなく「新教材のネタがなかなか生まれない」のでもなく、「出口が決まっていないから流れが悪い」だったのです。相談に乗るというのは、解決策を伝えることの前に、事実を正しく知ることが仕事の8割なんですね。


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