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2014年10月25日 (土)

Vol.186『ストーリーをビジネスに活かす様々な方法。』

「もし、ディズニーランドの『シンデレラ城』の背景にシンデレラというストーリー(童話)が存在しなければ、それはただのお城であり、これほど多くの人たちがシンデレラ城をバックに記念写真を撮ることはないでしょう」と堀氏は常々語っていました。

東京ディズニーランドのすべてのアトラクション、そしてキャラクターにはハッピーなテーマとストーリーが存在します。そのストーリーは来客されるすべての人たちに親しまれ、そのストーリーを知っているからこそ東京ディズニーランドを訪れる人たちに想像以上のハピネスを提供することができるのです。アンデルセン童話、グリム童話、そしてウォルト・ディズニーのミッキーマウス、すべては物語からスタートしている架空の世界です。

ジャック・スパロウに会うために東京ディズニーランドの「カリブの海賊」に乗りにくるのは、ごく自然なことです。アトラクションの裏側にある物語は、私たちが思う以上に観光やテーマパークの大きな魅力になっているのです。

(『ディズニーランド成功のDNA ホリテーマサロンテーマパーク研究会 著
PHP研究所 P.107より引用)

人はなぜ、ストーリーを求めるのでしょうか?
すべての人が、世の中でもっとも関心があるもの。それは、自分です。
人は自分の人生や自分の家族、自分の趣味など、自分に近いものに関心を抱きます。
そして、ストーリーは、他人のことであっても、そこに自分を投影して感情移入させたり、非日常を疑似体験させる力を持っています。そのため、人はストーリーを求めます。

だからこそ、ビジネスで成功している人は、例外なくそんなストーリーの力をビジネスに取り込んでいます。たとえば「営業マンが見込み客から共感を得て関係性をつくるとき」、あるいは、「社長が新年度のスピーチで社員を奮い立たせ一体感をつくるとき」など。
わたしがコンサルでストーリーの力を利用するのは「クライアントの話を聴くとき」です。

コンサルティングにおいて大切なことに、「何を、どのように聴くか」があります。
その点について、次の質問を塾生のコンサルタントから受けることが多々あります。
「話を聞いているうちに、答えが見えてしまい、つい話を遮って自分のアイデアを伝えたくなるのです。どうしたら、クライアントの話にもっと興味を持って聴けるでしょうか?」 
その時のわたしの答えは決まっています。

「クライアントの話を、連続ドラマを観ているつもりで聴くことですよ」と。
過去から今までにどんなストーリーがあったのか。そして、今から未来にどんなストーリーを描こうとしているのか。それをワクワクしながら聴く感じです。しかも、コンサルタントは、相談に乗ることを通じてそのクライアントの未来のストーリーに参加することもできるのですが、こんな面白いことはない、とわたしは感じながら仕事をしています。


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