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2014年7月10日 (木)

Vol.183『「頼まれ上手」が組織を変える!』

「もっと社員同士がお互いに相談しあったり、協力し合えば、残業も減るし、仕事はスピードアップするし、今の1.3倍はパフォーマンスが上がるはずなんだが」

こんな悩みを抱えている会社は少なくありません。では実際はどうかというと、
● 自分の仕事が忙しくても、
  人に頼むことはしない(できない)。
● その結果、特定の人だけが忙しく、
  その一方でヒマな人が手持ち無沙汰になっている。
● もっと他人に任せたほうが良いとはわかっていても、
  「頼んでイヤそうな顔をされたくない」ので、
  仕事の抱え込み癖は一向に直らない。
という状況。こんなとき、どうすれば解決に向かうのでしょうか?

これを解決するカギの1つは、「頼まれ上手」を育てることです。
この言葉、聞き慣れないかも知れませんね。「頼まれ上手」とは、依頼者の意図を正しく汲み取りつつ、自分が対応できる最大限の工夫をしながら、期待以上の仕事をすることです。たとえば、ちょっと無理難題な依頼をされたとき、やみくもに「わかりました」と引き受けてしまうのは、ただの、相手にとって「都合のいい人」です。これは一時的にはよくても、長い目で見ると依存関係を生んだり、精神的にストレスを蓄積する恐れがあります。かといって、頼まれても断ってばかりの人は、やがて「頼まれもしない人」となり、社内において存在価値を失い、居場所がなくなります。ちなみにそれは、会社対顧客の関係においても同じで、「頼まれもしない会社」は倒産するのと同じことですね。

一方で、「頼まれ上手」な人は、たとえば「すみません、その日時はすでに予定が入っているのですが、別の日のこの時間帯でしたら対応できますが、いかがでしょうか?」というように、自分にできる範囲を明らかにしながら、最大限の代替案を用意しようと努めます。
このやり方だと、相手と自分の優先順位を総合的に考えて「主体的に提案」しているので、自分を犠牲にせずに済みます。また、「頼まれて拒否」することがなくなり、相手に拒絶感を感じさせません。それどころか、なんとか代替案を考えてくれたことに好感すら与えることも。

そんな「頼まれ上手」を増やせたら、組織の生産性は格段にアップするのではないでしょうか。


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