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2013年10月10日 (木)

Vol.174『成果の大小を決めるものとは?』

コンサルティングの仕事を通して人の成果に関わっていると、「成果の大小を決めるものは、何なのか?」という問いを常に自分に投げかけることになります。
これはいったい、何なのでしょうね?

たとえば「努力が必要」という人がいます。これは確かにそうでしょう。
ただ、成果を求めている人なら、誰でも努力はしていますよね。それでも成果に違いが出るとしたら、単に「努力こそが最大の決め手」とは言いにくい気がします。
すると気がつくのは、努力には、成果につながる努力と、つながらない努力の2種類があるってことです。

例えば東大に受かるために、「我流でテキトーに選んだ、“万人向けで一般的な参考書”とやり方」で、寝る時間も惜しんでただガムシャラに勉強する学生と、
「東大合格者が選んだ、“東大の過去問はじめ東大合格に照準を絞った参考書”とやり方」
で、ペース配分を計算して勉強する学生Bさん。
一年後、どちらが東大合格を達成しやすいだろうか?

同じく、ビジネスで成功するために、
 「我流でテキトーに思いついた、限られたやり方」で熱心に試行錯誤する人と、
「すでに成果が実証済みで体系立てられたノウハウとやり方」を徹底的にマネして、徐々に自己流に進化させていく人。一年後、どちらが望む結果を手にしやすいだろうか?

つまり、その努力の先に欲しい成果が直結しているのか?という問いが大切なんですね。

もちろん、「人生経験として無駄なことは何もないから、今は無駄に見えても後でちゃんとつながることがある」のも事実なので、前者のやり方を全面的に否定する気はありません。
ただ、期限が決まっているチャレンジで成果を出したいのであれば、目的地から外れた線路の上を猛ダッシュするよりも、目的地に向かう線路の上を猛ダッシュする、そんな努力をわたしはしたいですし、スタートの前にその見極めを怠らないようにしています。

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