« Vol.172『なぜあの人はいつも仕事が早いのか?』 | トップページ | 今月の本棚 【2013年8月】 »

2013年8月25日 (日)

Vol.172『ビジネスをデザインするとは?』

ぼくはつながりをつくることにエネルギーをかけていたのですが、もっと面白いものに出会いました。それが「デザイン」です。デザインの「本当の意味」を学んだことこそが、ぼくが起業することになったきっかけなのです。

それまでのぼくは、デザインとは「見た目のいいものをつくる」こと、つまりかっこいいポスターや映像などを制作することだと思っていたのですが、実はそれだけではなかったのです。ぼくが習ったデザインとは、「世の中の課題を解決するためのサービス」ということです。普通は、デザインというと、作り手のつくりたいものを発信してしまいがちです。でも、それはデザインではなく、アートです。もちろんアートもとても価値がある活動ですが、デザインという見方をすると「世の中の課題、ある人の課題や不安、問題を解決するサービス」という捉え方になります。つまり、デザインは、作り手が出したい作品ではなく、「世の中が求めているもの」を提供するのです。

(『なぜ、ぼくはこんな生き方・働き方をしているのだろう? マツダミヒロ 著
アース・スター・エンターテイメント P.47より引用)

わたしがコンサルタント向けにおこなうセミナーの中で、よく「セルフイメージを再構築する5つのステップ」というワークをやってもらうのですが、その2つめのステップに、「見込客が感じている違和感やストレス、お困りごとは何?」という重要な質問があります。

そして、ビジネスがうまくいっている人やうまくいきつつある人の共通項は、ここを具体的にリアリティをもって言語化できています。つまり、ビジネスがうまくいっている人は、見込み客のお困りごとを明快な言葉で言えるくらいにきちんとつかんでいる。

それを伝えたら、見込み客が「そうそうそう!まさにそうです」と思わず言ってしまうぐらいに。だから、ポイントをついたメッセージを発し、サービスを提供でき、結果、支持されています。

一方、イマイチ思ったような成果が出せていない人は、ここがボヤけています。したがって、ポイントがボヤけたメッセージを発し、ズレたサービスを提供してしまい、結果、支持が得られない。つまり、ビジネスをデザインする入口は、「誰のどんなお困りごとを解決するか」を決めることなんですね。

したがって、「どうも見込み客の反応がイマイチだなぁ」と感じている人には、まずはそこ(見込み客の感じている違和感やストレス、お困りごとの言語化)を徹底的に磨くことをお勧めしています。とは言え、本や雑誌・テレビなどからの二次情報では臨場感が伝わないので、NGです。直接会って対話した相手から得られる一次情報から「お困りごと」をリサーチしてみることがブレイクスルーのきっかけになります。試してみてくださいね。

|

« Vol.172『なぜあの人はいつも仕事が早いのか?』 | トップページ | 今月の本棚 【2013年8月】 »

今月のワニレポ(今月の一冊から)」カテゴリの記事