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2013年7月10日 (水)

Vol.171『人が動かない本当の理由。』

コンサルティングにおいてクライアント(顧客)が成果を出すには、クライアントに成果につながる行動を起こしてもらう必要がありますね。
つまり、動いてもらう必要があります。これは、上司と部下の関係においても同様です。
ところが、「やると約束しても、クライアントが動いてくれないんです」と嘆くコンサルタントは少なくありません。そこから先を掘り下げることなく、ただ相手のせいにしている人もいますが、それでは何も進展がありません。そこで、「クライアントが動かない理由」を突き詰めると、ちゃんと理由があることに気がつきます。つまり、それを1つ1つ解決していけば、確実に行動を促し、成果につながるということです。その理由とは、次の5つです。

1・何のためにそれをやるのかが不鮮明で、意義が見出せていない
  → 意味づけとメリット・デメリットの明確化に課題がある。

2・いきなりゴールを目指してしまうため、冷静に考えると自分にやれる感じがしない
  小さなはじめの一歩を決めるのが苦手。
  → 細分化に課題がある。

3・日常業務に忙殺されて、やると決めたことの優先順位を下げてしまう。
  → タイムマネジメントに課題がある。

4・それをやるには、別の誰かの協力が必要だが、それを依頼するのが億劫
  または、依頼しにくい事情がある。
  → コミュニケーションに課題がある。

そのいずれでもないとしたら、大前提に課題があることもあります。それが5つめの理由。

5・そもそもクライアントがこちら(コンサル)を信頼していない。ぶっちゃけ嫌い。
  → クライアントとの関係性の構築に課題がある。

原因を相手にゆだねているうちは、進展がありません。「自分にできることは何か?」と問い続けた先に進展のアイデアが湧きます。もし、あなたが人が動いてくれないことにストレスを感じているのなら、上の5つのどれかに心当たりはありませんか?

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