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2013年6月

2013年6月25日 (火)

Vol.170『情報の渦に巻き込まれず、自分の足で立つために。』

せっかく本を買っても、多くの人が「積読になる」と言います。なぜ積読になるのかを考えると、原因のひとつは、「その本に対するエネルギーが低い」からです。「本に対するエネルギーが低い」と、本を読む気がしなかったり、本に関心が持てなくなります。
「読みたい本」と「読まなくてもいい本」では、どちらが速く読めると思いますか?
「読みたい本」に決まっています。

<中略>

私は毎月、何十冊も本を購入していますが、1冊1冊、「この本から自分はどういう情報を得たいのか」「自分はこの本に関心があるか、ないか」を自問して、「読みたい!」「関心がある!」というエネルギーを持つことができる本だけを選んでいます。
したがって、私に積読はありません。本選びで大切なのは、今、「何に関して自分のセンサーが向いているか」を知ることだと言えそうです。

(『一瞬で人生が変わる!アウトプット速読法 小田全宏 著
日経BP社 P.52より引用)

本やセミナー、webも合わせると、わたしたちは今までにない情報の洪水の中にいます。
そんな中にいると、ときとして「周りの情報に提供され過ぎて、精神的に不安定になる」ことや、「周りがやっているなら、自分もやらなければ」と焦りから行動しようとして上手くいかない、なんてことがあったりします。

先日、知人がわたしのセミナー(やや高額な)に参加するかどうか、迷っている旨の相談がありました。「今のわたしにこのセミナーはふさわしいのか?参加して、果たして得られることがあるのか?」が不安とのこと。彼はいくつもの情報の渦中にあり、どれを取捨選別したらいいのか、不明確になったいたようです。セミナー主催者の立場としては、「参加したらいいよ」と背中を押してあげたいところです。しかし、セミナー講師の立場としては、「自分にとっての意義や価値が不明確なまま参加しては、彼は投資効果が得られない」と考え、1つ宿題を出しました。それは、次の質問に答えてみて、というものです。

(1)このセミナーにあなたが参加するメリットとデメリットを書き出す
(2)どんな目的・テーマをもって臨めば、投下するお金と時間に見当ったりリターンが得られるか?を3つ以上書き出す。

その3日後、彼はわたしの期待を超えた回答を送ってくれたので、「ここまで目的を明確にした上でなら、参加しても投資効果は高いから参加しては!?」とお誘いしました。
「今、何に関して自分のセンサーは向いているのか?」
それを自分で知っておくためにも、ときに文字で書き出してみることはとても有効です。

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2013年6月10日 (月)

Vol.170『調子が少し悪くなりかけたときの対処とは?』

最近、調子がイマイチだな、と感じる日が続くことがありました。具体的には、「いくつものプロジェクトが重なって圧迫感を感じる」「焦りやストレス」「モレがあるような不安な感じ」などなど。いざ仕事モードに入るとそういう感覚は一掃されてどこかに行ってしまうのですが、ふとしたすきま時間があったときに、そんな感覚がよぎっていました。

それで、何がそうさせているのか、と振り返ってみたところ、1つ思い当たることが。
それは、「未完了感の蓄積」でした。複数のプロジェクトを並行しているが故に、「●日にAさんに連絡をいれなきゃ」「●日までに資料を作成して提出しなきゃ」など、期限のある(かと言って最終提出ではなく中間地点の)業務や連絡が、モレがないか、という不安だったのです。なぜ、そういう不安が押し寄せていたのか。理由は明白で、愛用しているスケジュール中にそれらの予定を落とし込めていなかったからです。
つまり、基本の徹底がおろそかになっていたのでした。

わたしが独立してから15年間続けている基本の1つに、毎月1日の「業務の棚卸」があります。この日に2時間ほどかけて「先月の自分の活動の振り返りレポート」「何に何時間使ったかの集計」そして、「当月以降、2カ月のすべての業務・連絡事項のスケジュール帳への落とし込み」をやっています。ところが、このうち、スケジュール帳への落とし込みだけ、ここ数カ月ほど先送りしていたことに気がついたのです。

先送りした理由は、「これは移動中にやればいいや」という思いがあったからです。しかし実際には移動時間はコンサルやセミナーの準備業務で埋まっていたため、スケジュールの落とし込みはなされないまま、わたしの頭の中だけでいくつも浮かんでいる状況になります。
これが、冒頭の「いくつものプロジェクトが重なって圧迫感を感じる」「焦りやストレス」「モレがあるような不安な感じ」につながっていたのです。

そこに気づいたわたしは、その週の休みに急きょオフィスにこもり、やり過ごしてきた「業務の棚卸」を完了!そのときのスッキリ感は久しぶりに味わったものでした。調子が少し悪くなりかけたときは、従来当たり前にやってきた基本をおろそかにしている兆候。
自分にとって「当たり前に徹底する基本は何か」を見つめたいものです。

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2013年6月 3日 (月)

今月の本棚 【2013年5月】

1)サイゴンから来た妻と娘
  近藤紘一 著・文春文庫
http://tinyurl.com/mwrvjaj

ベトナム人の気質や背景がストーリーの中で伝わってきて、来月のベトナム出張が楽しみになってきた。

2)勝手に売れていく人の秘密
  清水康一郎 著/ダイヤモンド社
http://tinyurl.com/m88nk69

3)一瞬で人生が変わる!アウトプット速読法
  小田全宏 著/ソフトバンククリエイティブ
http://tinyurl.com/ludkeux

いかに本を早く読むか、ではなく、いかに本を仕事や人生をよりよくするために生かすか、の視点で読む。その目的が明確な本なら、その本に対するエネルギーは高いので、積読にせずすぐ読める。

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