« 今月の本棚 【2013年1月】 | トップページ | Vol.166『売り込まなくても売れる”環境づくり”とは?』 »

2013年2月10日 (日)

Vol.166『値上げに挑戦する意味とは?』

コンサルタント養成塾の塾生からの相談で、よくあるものの1つに「値上げをしたいが、どうしたらよいでしょうか?」というものがあります。
今日は、彼らにお伝えしていることを会話形式で紹介しようと思います。

和仁「今、あなたが提供しているサービスの価格が、顧客が受け取っている価値と比べて低すぎるなら、値上げを本気で考えてみましょう。挑戦する意味があるからね」

塾生「こちらが値上げした価格を提示したときに、顧客から値下げを要求されたらどうしましょう?」

和仁「それは当然あり得ますよね。ただ相手がそのとき口にする値下げ要求は“とりあえず言ってみただけ“で、絶対的なものとは限らない。あ、もちろん強引な値上げを勧めているわけじゃないですからね。価値に見合うと感じる金額を堂々と提示して、相手の期待に応え続ける工夫と努力をすることが、長い目で見て、お互いの成長・発展につながる と信じているから、この話をしているんです」

塾生「なるほど、たしかにそうですね。実際に値上げがうまくいったところでは、今度はその値段に見合った価値がちゃんと出せるのか、プレッシャーが襲ってきました」

和仁「そう、そのプレッシャーが工夫を生み、進化をもたらすんです。そして気がつくと、一段上の高みにたどり着いている自分に気づくんじゃないかな」

塾生「わかりました。ただ、そこまでわかっていても、一歩を踏み出せない人もいると思うんです。そんな人に必要なものは何なのでしょうか?」

和仁「値上げを決断するときには、考えることはたくさんあるよね。そのサービスの相場感、相手の予算、こちらの原価計算、そのサービスが顧客にもたらす価値計算、自社商品ラインナップにおけるそのサービスの位置づけ、などなど。
それらを十分に考え抜いた上で、値上げを決断するのに最終的に必要なのはね」

塾生「はい、なんですか?」

和仁「『気合い』ですよ」

考えに考え抜いた後、一歩前進するときに最後に必要なことは『気合い』です。

|

« 今月の本棚 【2013年1月】 | トップページ | Vol.166『売り込まなくても売れる”環境づくり”とは?』 »

今月のワニレポ(今月の気づき)」カテゴリの記事