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2011年11月10日 (木)

Vol.151『“後ろ向き”なときの達成感の味わい方とは?』

会社の中には、「いつも前向き全開!」な人もいれば、「どちらかと言えば後ろ向き」な人もいます。そんな両者が一緒に働いている職場において、「達成感を味わいながら成長し、事業を伸ばしていく」には、どうすればいいのでしょうか?

「目標を決めて、それに向かって進め!」は、気持ちが前向きな人はそれで動けますが、気持ちが後に向いている人は、窮屈さを覚えたり、苦しくなりがち。
もっとも、いつも前向きに見える人でも、10年、20年スパンに引き延ばしてみれば、後ろ向きな時期はあったりします。
そんな両者がいる中で、みんなで前進していくにはどうすればいいのでしょうか?

そんなことを考えていたとき、ふと気がついたことがあります。
それは、「目標比較」と「過去比較」を使い分けるということです。

人は気が前に向いているときは、明確な目標があると、目標と現状のギャップを
「埋めよう」と発想して心が前のめりになり、そのために工夫をし、前進します。
したがって、目標と現状を比較する「目標比較」が効果的。

しかし、気が後ろに向いているときは、目標と現状のギャップを「高すぎる壁」と感じてしまいます。そのため、頭では「やらなくては」と考えつつも、心が後ろにのけぞり、一歩も動けない状況に。そんなときは、「過去比較」にフォーカスします。つまり、昨日までの記録をプロットして、「昨日の自分より、少しでも上回ろう」と意識を向けます。

「目標比較」が機能するのは、「それを達成しなければならない理由が明確で、心底同意できているとき」です。しかし、そこに疑問があると機能しにくくなります。一方、「過去比較」なら、過去にそこまで達成した事実があるので、「それと同等まではやれるはず」「それを下回りたくない」という成長本能が発揮しやすい。それを超えたい理由があるので、心が前に向き始めます。そして、過去の記録を少しでも超えるたびに自信がついてくる。そうやって心のベクトルが後から前に転換できたときにこそ、「目標比較」が機能するようです。

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