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2011年10月

2011年10月25日 (火)

Vol.150『お楽しみは、先か?後か?』

あなたが車にガソリンを入れる目的はなんでしょう。これからしっかり走るためであり、走ったご褒美じゃありませんよね。いい走りをするためには車にはハイオクガソリンを入れてあげるのに、最も大事な自分の体には、それができないのはなぜでしょう。

「ああ、今日も一日よく働いた。ご褒美に美味しいワインを開けよう」

「今期もトラブル続きで大変だった。ご褒美に美味しい焼き肉に行こう」

多くの人はこうした発想をするけれど、逆ではないでしょうか。マラソン選手は、給水所に自分の特製ドリンクを置いています。10キロ走ったから飲むのではなく、次の10キロを走るために飲みます。ドリンクを取り損なうとレースの先行きに大きな影響を与えるから、給水ポイントで彼らはとても神経を使います。僕たちの衣食住環境は、マラソン選手のドリンクと同じ。いい仕事をしたからいいものを与えてあげるのではなく、先にいいものを与えてあげていい仕事ができるようにすべきではないかと思うのです。プレゼンがうまくいったからステーキを食べようというのではなく、明日もいいプレゼンをするためにステーキを食べるのだと考えたら、店選びも変わってきます。

(『終わらす技術野呂エイシロウ
フォレスト出版 P.84より引用)

あえて、「やるべきこと」より先に、「やりたいこと」をやる。わたしは最近、これを意識して行動しています。これは、正直勇気がいることですが、自分が心から望む生き方につながるように感じています。
なぜなら、先にやりたいことをやっておくと、心が満たされて「いい状態」になるからです。
その満たされた気持ち・充実した状態で、予定していた「やるべきこと」に取り組んだ方が、トータルとしてのパフォーマンスも上がります。つまり、よい状態(Being)で仕事をする(Doing)と、よい結果を得られる(Having)ということで、投資効果がいいのです。

先日、週末の2日間で、久々に家族で温泉旅館に泊まろうという話になりました。
そして、初めに考えていたのより、1ランク上の旅館に予約を入れることにしました。

初めは「先月、海外旅行に行ったばかりだし、格安なところに」と考えていました。
しかし、よく考えると夫婦ともに温泉が好きな割に、ここしばらく温泉旅館には行っていない。せっかく久しぶりの休みを、数万円分ケチったところで、むしろ「せっかくゆったりと温泉旅行を楽しめる」という時間とチャンスをムダづかいすることになるのではないか。 「ここで鋭気を養って、夏の疲れを落として、秋以降のビジネスに全力投球しよう!」
そう判断し、以前なら後にもってきていたお楽しみを、先にもってくることにしました。 バランスが大切なのは言うまでもありませんが、やりたいことを後回しにせず、先にやる習慣にしておけば、人生において「やり残した後悔」は最小限で済むように思います。

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2011年10月10日 (月)

Vol.150『本当にやりたいことは、なにか?』

「本当にやりたいことは、なにか?」
これほどシンプルかつ人生において重要でありながら、明快に答えることが難しい質問はなかなかないかも知れません。

先日、友人との会話でこれを考える機会がありました。
ただボーっと「今やっている仕事かな?」などと考えても、ドンピシャの答えとは言い難い。

では、もう一歩踏み込んで、わたしがビジネスのミッションとして掲げている、クライアントの「ビジョンの実現化」を応援することか?
外れてはいないが、完全に一致しているとは言い難い。

先日、自分に問いかけて深呼吸しながら答えを待っていたら、浮かんだ言葉は、
「心から望む生き方をして、周りに啓発を与える」
でした。問いかけてから、しばらく何も浮かばず、数分後に出てきたのがこの言葉。

果たして、これが正しいのか、それとも、わたしの顕在意識がそう言わせたのか!?
それは正直、わかりません。でも感覚としては、「なるほどな~」という感じがします。
今までやってきたことは、たしかにこの言葉につながっていると思えるからです。

しばられることを嫌い、自由さを求めること。
そして人生で起こることはすべて(ビジネスの)ネタだと思えるのは、
これ故なのかもしれません。

「本当にやりたいことは、なにか?」
この問いは、わたしたちに深い気づきを与えてくれることがあります。

あなたが、本当にやりたいことは、なにですか?

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2011年10月 7日 (金)

今月の本棚 【2011年9月】

1)30代でやるべきこと、やってはいけないこと
 井上裕之 著/フォレスト出版

 誰もが自分自身の視野の限界を、世界の限界だと思い込んでいる。
 だからこそ、能動的に自分の視野を広げるうごきをしたいものだ。

2)オレたちバブル入行組
 池井戸潤 著/文春文庫

3)リッツ・カールトン一瞬で心が通う「言葉がけ」の習慣
 高野登 著/日本実業出版社

 相手の本当の目的を知ることにエネルギーを使う。

4)プロ論。才能開花編
 Bing編集部 著/徳間文庫

5)最高齢プロフェッショナルの教え
 徳間書店取材班 著/徳間書店

 一生ものの仕事を手に入れたプロフェッショナルの声は勇気づけられる。

6)業界のセオリー
 鹿島宏 著/徳間書店

 名作の陰にコンプレックスあり。
 あっちの業界で定説となっていることが、
 こっちの業界では新鮮なヒントになる。

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