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2010年8月 3日 (火)

Vol.136『やりたいことに再度、フォーカスする。』

やりたいことをやるとはどういうことか説明しよう。
たとえるならそれは、仕事の日の朝は、目が覚めたと同時に、ベッドからパッと飛び起きてしまうって感じだ。だって、自分がこの世で一番やりたいことについて話したり、実行する最高にワクワクする一日が始まるんだから、自然とそうなっちゃう。
そうなると、もう休暇が待ち遠しいなんてことは起こらない。なぜなら、仕事をすることが遊びとなり、それでリラックスできるのだから、休暇をとるなんて必要なくなるんだ。
そして、どれだけの時間働いたかなんて氣にすることもなくなる。従来の仕事の概念とは、まったく異なるものなんだ。確かにそれでお金を稼ぐわけだけれど、たとえお金をもらえなくても、喜んでそれをやりたいって思う。
という感じなんだけど、わかったかな?

(『ゲイリーの稼ぎ方』
ゲイリー・ヴェイナチャック 著
フォレスト出版 P.21より引用)

やりたいことにフォーカスしていますか? 
わたしは12年前に独立した最大の理由は、「自分がやりたいスタイルのコンサルティングを追求して実践したい!」というものでした。
そして、それを日々のコンサルティングの現場で追い求めた結果、体系化できた考え方がセミナーや教材、本という形となり、多くの方々にお届けできるようになりました。

すると、慣れとは怖いもので、その恵まれた状態が当たり前になってしまうことがあります。
たとえば、本を執筆して出版し、より多くの人たちに読んでもらうことは大好きなことの1つ。そして、そのプロセスの1つに「原稿の校正作業」があります。
編集者と著者のキャッチボールでより良い作品に仕上げていくわけですが、やる作業は日本語でしゃべる書き手と英語でしゃべる編集者の戦いみたいなところがあります。書き手の意図が伝わらず、編集者の意向で文章表現がまったく変わってしまっているのを何度も目にする。それを再び戻し、「なぜ、こう表現しているのか」その意図を伝える。その繰り返し。

「う~ん、なんて地道な仕事だ~」と思わず弱音を吐いたのを聞いた妻のひと言は、わたしの目線を切りかえてくれました。
「でも、本づくりっていう最高にクリエイティブな仕事じゃない」
はっ、そうだった。目の前の細々した地道な校正作業は、内にある考えを世に問うという、最高にクリエイティブなプロジェクトの中の1つ。やりたいことのまっただ中にいるのに、いつの間にかそれが見えていなかった。フォーカスが「うんざりすること」に向いていた。でも、やりたいことに再度、フォーカスすることで、目の前の仕事が違うものに見えてきた。
立ち止まって、やりたいことに、フォーカスしましょう。

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