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2010年1月 5日 (火)

Vol.129 『他人とばかりじゃなく、自分ともアポを取る。』

つまり、叡智というのは、特別な人やチベットの賢人だけが持っているものではなく、私たちの誰もが平等に手に入れることができて、「叡智とつながるための方法のひとつが瞑想」だろうという予測ができたのです。
ということは、瞑想に限らず座禅でも、太極拳でも、もしかしたら写経でもかまわないということです。大切なのは、一日の間のどこかで、自分とアポイントメント(個別の面談の時間)を取り、自分自身とだけ向き合う時間をつくること。それさえできれば、私にももっとすごいことが起こりそうです。
21世紀のはじめに、ダライ・ラマ14世も同じことを言っています。
「これから大切なのは、一人ひとりが毎日自分と向き合う時間を取ることだ」

『宇宙とつながる成功習慣』 中野裕弓 著
ビジネス社 P.93より引用

人の目に触れずに、自分だけと向き合う時間、1日の中に何分くらいありますか?

わたしはこの1年ほど、寝る前に20分ほどヨガをするのが習慣になりました。
といってもDVDを見ながらやる「我流」ヨガで、単なるストレッチとさほど変わりません。
ヨガマットを床に敷いて、その上に座り、DVDプレイヤーのスイッチを入れます。
そして、なるべく呼吸に意識を向け、ゆっくりと息を吐き、そして吸うことを続けるだけ。
たったそれだけで、翌朝の頭のすっきり度合いが確実に違ってくるので不思議です。

ヨガをしていると、頭の中にいろいろ考えやアイデアが浮かんできます。
慣れないうちは、頭がフル回転して、いろんな考えが頭を交錯することもありますが、そんなとき、体をストレッチしながら、呼吸をゆっくりやると、その呼吸のスピードにつられて、思考が徐々にスローダウンすることも。

あまりに心が落ち着かないときには、そのモヤモヤを紙に書き出すこともあります。
それは書いて目に触れさせ、頭をからっぽにする意味もありますが、書くスピードにあわせて思考がスローダウンせざるを得ない効果もあります。頭の中で放置しておくと、ものすごいスピードで思考がグルグルと暴走しかねませんからね。
そして、徐々に思考をストップするというか、思考から離れると、今目の前のことから、精神的に開放され、気持ちがふっと楽になります。なぜなら、違う角度から今の状況を捉えられるようになるからです。そして、心のベクトルが不安(消極)から、意欲(積極)にシフトします。心のベクトルを切り替えるためにいったん止まるきっかけが、最近のわたしにとってはヨガなんです。
もし「忙しさに流されているな~」と感じたら、一度試してみてはいかがでしょうか。

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