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2009年6月 1日 (月)

Vol.122 『Think out of the box.』

あと一歩が踏み出せないという時、これまで自分が持っていた常識や先入観で「どうしたらいいか」を考えていると、堂々巡りになってしまうことがあります。

どんな思いつきも、結局はこれまでの延長線上を抜けきれない。
「これだ!」という画期的なアイディアが浮かばないのです。

そんな時こそ、「Think out of the box」。
自分の箱から飛び出してみましょう。

箱の外には、あなたが思いつきもしなかったいろいろな考えや感性、エネルギーがビュンビュン飛び交っています。では、どうしたら箱の外へ飛び出せると思いますか?簡単です。

「外の情報をキャッチするぞ」と、ただアンテナを立てればいいのです。

<中略>

アンテナを立てたら、ただ無邪気に自分が「ピン!」とくるものがやってくるのをワクワクしながら待ちましょう。
今までの自分の考えがガラガラと崩れるような、ダイナマイト級のアイディアが引っかかってくるかもしれません。

(『幸運のからくり』 中野裕弓 著  リヨン社 P.38より引用)

わたしは今年、独立11年目を迎えるにあたり、ある1つの試みをしています。
それは、「1年後、3年後、10年後のビジョンを“決めない”」ことです。

昨年までの10年間は、常に「10年後にこうなっているために、3年後にはここまで到達して、そのためには1年後には最低でもここまでは達成しよう」なんて考えていました。
そして、そのおかげで「本の出版」や「全国を講演で旅する」「コンサルタントの仲間をつくる」など、独立当初の思い描いていたいくつかのことが現実となりました。
ところが昨年あたりから、そうやって先のことを具体的に決めることに微妙な違和感を感じ始めたのです。それは何故か?としばらく不思議に思っていたところ、ある日、気がつきました。「先のビジョンを決めて、そこから逆算して計画に落とし込んで、日々実行する」ことがすでに習慣として定着したため、それに飽きてしまったようなのです。

ちょっと横着な言い方に聞こえるかも知れませんが、先が読めてしまうことの退屈感と言ってもいいかもしれません。たとえば、セミナーをやり始めたころは、2時間きっちり準備をして、一言一句漏れがないよう準備していたのが、熟練してくると、参加者からの質問にアドリブで臨機応変に答えるところが楽しくなるのと似ています。

そこで今は、「ビジョンの実現化を応援する」というミッションは変わらず持ち続けながらも、具体的に「何をやるか?」「どこに向かうか?」は、ご縁があった話の中で、ピン!と来た流れの上に乗っていこうと考えています。きっとしばらくしたら、再びビジョンを決めて逆算で動く生活に戻るような気がしますが、当面は寄り道を楽しもうと思います。

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