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2009年5月

2009年5月 7日 (木)

Vol.121 『苦手な人に対するマイナスイメージを軽減するには?』

映画監督のロイ・ロンドンは言いました。
「長所だけが才能ではなく、短所もまた才能である。他人と違う面、なじまない面こそ、自分をユニークにするもの。世にささげるべき真の才能である」
才能が長所の形だけで現れないということが、自分自身の個性をわかりにくくしているのですね。才能の種とは、ユニークさの発見であり、それが開花へのステップなのです。変化の激しい世の中では、まともな人よりも、変わり者の方が役に立ちます。<中略>思い出しましょう。もともと人は、個性あふれる存在だということを。他人の個性をまねるほど個性が不足している人は、一人もいないのです。個性を表現していないから忘れているだけで、なくなってはいないのです。個性を思い出すヒントは、たとえば、あなたが感じる「違和感」の中にあります。同じような違和感を何度も感じたとき、それは眠っていた個性が無意識に反応している可能性が高いのです。<中略>長所は、よく表現された個性。短所は、まだ表現されていない個性。

(『人を幸せにする話し方』   平野秀典 著)
実業之日本社 P.76より引用)

わたしたちは、人の性質を長所・短所というように良し悪しで評価しがちですが、上記のように「ユニークさ」ととらえたときに、いままでにない衝撃がありました。

たとえばわたしは、帰りの地下鉄で読書中によく下車駅を通過して終点まで行ってしまいます。これは現象だけみれば「ただの天然な人」とも言えますが、「集中力が半端でなく高い」わけで、仕事や勉強などで、それがプラスに働くこともあります。

また、わたしの周りに、どこに行ってもすぐにダメ出しがポンポン浮かぶ友人がいます。彼は、レストランでもホテルでも、「なんで?これは、ありえないだろ?」と不満を漏らします。それは、ある面では「欠点ばかり見つける嫌味な人」に映るかも知れませんが、要はそれだけ「居心地の良し悪しに敏感」なわけで、見方を変えれば「人が見過ごしがちな改善点をすばやく見抜く、洞察力の鋭い人」とも言えます。

このように、「集中力が半端でなく高い」とか「居心地の良し悪しに敏感」というのは、それぞれに「ユニークさ」です。「ユニークさ」を探すと、そこに良し悪しの評価は入らず、その人自身をありのままに見ることができます。

これからは、苦手だな~と感じる人が近くにきたら、「この人のユニークさは何か?」という問いを自分に投げかけてみようと思いました。

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Vol.121 『カッコいい定額給付金の使い方って?』

先日、拙著「世界一受けたいお金の授業」の出版記念イベントをおこなった際のこと。高校の生徒からユニークな質問を受けました。
「定額給付金のカッコいい使い方ってありますか?」

このときお話ししたことをシェアしたいと思います。まず、定額給付金の制度については、賛否両論で、会場で問いかけると賛成と反対の割合は3:7ぐらいでした。もっとも、反対で手を上げていた人に、「定額給付金を受け取るのを拒否する人は?」と問いかけると、あっという間に一斉に手を下げていましたが…。わたしももちろん、きっちり受け取ります。
そして受け取る以上は、ポジティブに意味付けをしたいものです。
そもそも、今の不景気はお金が世に出回らないから起こっています。そして、お金が出回るにはきっかけが必要。たとえば、WBCで日本が優勝すると、デパートやスーパーが一斉にキャンペーンを行って、多くの消費者がそれに便乗してお金を使ったように。

定額給付金は、「国民から税金で吸い上げた金を、ただばら撒いても単発的なことにしかならない」という批判の声をよく聞くのですが、見方を変えれば国がわたしたち国民に「お金を使うきっかけを作ってくれた」とも言えませんか。人はきっかけによって、新しい道を踏み出すことができます。例えば、わたしは以前、「お花を生ける」ことに興味がありましたが、先生を探すことからおっくうで踏み出せなかったところ、ある人に誘われて1年も通ったことがあります。それは今振り返れば、良い体験でした。
つまり、自分できっかけをつくることほど難しいものはありません。ほとんどの場合、きっかけは他人が与えてくれるんです。それに乗るかどうかは自分次第ですが。
そこで、わたしの提案は、「自腹だったら使わないはずの、自分の経験を広めることや、身近な人との懇親を深めることに使う」ことです。

■家族や両親、仲間との懇親を深める旅行に行く。
■普段は手が出せない一流フレンチでおしゃれして食事する。
■いずれ行ってみたかったけど、先送りしていた文化的な娯楽(落語、ミュージカル)。
  
あなたはどう使いますか?わたしは、妻とこれから相談して決めようと思っています。

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今月の本棚 【2009年4月】

1)マインドマップ戦略入門
 塚原美樹 著/ダイヤモンド社

2)人を幸せにする話し方
 平野秀典 著/実業之日本社

話し方だけにとどまらず、人生において、いかに自己表現をするか。
人とどんな関係を築きたいか。自分をどう演出したいか。
そんな目的で読んでも得るものが多い

3)一億積んでも学びたい売れる仕掛け
 鳥内浩一 著/PHP研究所

商いは、飽きさせないのが仕事。いかに顧客を
楽しませるかがビジネスでは非常に必要。

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