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2008年12月 1日 (月)

vol.116 『暇が出来たら、筋トレを。』

アメリカ発の世界同時不況の影響は、日本の中小企業にも影響が出ています。直接海外との取引がなくても、自分のお得意先が海外向けに事業展開をしていて、そこの受注減が間接的に減産指令となり、何割もの売上減。そんな話をあちこちで聞くようになりました。一昔前なら、「大企業は大変だろうけど、ウチみたいな零細企業はまだまだ」なんて楽観視していたのが、今は数日後には当事者になる時代ですね。

そんな経済事情だけでなくても、立て続けに仕事が減って大幅な売上減に直面することは、10年以上ビジネスをやっていると、誰もが一度は体験しているのではないでしょうか。わたし自身、今年で事業開始後丸10年となりますが、顧問先の解約があるときは不思議と続くもので、数年ごとに大幅な売上減に直面してきました。

そんなとき、やはりわたしも動揺します。「この先、資金繰りは大丈夫か?」と心配します。「なんとか、延命処置的に、急いで目先の仕事をつくるべきか?」とも考えます。しかし、そこでいったん、立ち止まり、次の質問を自分に投げかけてきました。「忙しかったときにはできなかったことで、時間のとれる今だからこそ、やれることはないだろうか?」

つまり、長期スパンで俯瞰して、「緊急性は低いが重要なこと」を探すのです。実は今年、わたしはそのような状況にあります。だからこそ、ホームページを全面リニューアルしたり、マーケティングの仕組みを整備したり、次の本の準備や先行投資のネタ仕込みをしています。わたしにとって、これらは次の飛躍に備えての筋トレです。野球選手がシーズンオフに合宿で地力をつけるようなものです。

新しいステージにシフトする直前には、空白というか、ためが必要。それを不安と焦りで過ごすのか。それとも、次に来るチャンスに備えて、自力をつける機会ととらえるのか。とらえかた次第で、次の飛躍の大きさがまったく違ってくると信じています。暇が出来たら、筋トレをしましょう。

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