« 今月の本棚 【2008年10月】 | トップページ | Vol.115 『もっともらしい既成概念を破るのは、経験。』 »

2008年11月 1日 (土)

Vol.115 『欲しいものは、1週間だけ待ってみる。』

浪費を減らすよい方法があります。それは「欲しいものと必要なものを区別する」という方法です。私たちは、新しいものやカッコイイものを見ると、それが欲しくなり、所有欲がわき上がります。でもその「欲しいもの」がほんとうに「必要なもの」であるかどうかは、また別の話です。所有欲が高まっているときは、なんでも「必要なもの」と思いがちです。
そこで欲しいものを見つけたら、私はまずメモをするようにします。その時点では買わずに一度だけ我慢をするのです。そして、1週間だけそのまま待ってみる。1週間経っても欲しい気持ちに変わりがなければ、それは「必要なもの」と考えて購入するようにしますが、1週間経って欲しい気持ちが少しでも薄らいでいるようなら、それはただの「欲しいもの」だったのです。これだけで、衝動買いの大半を抑えることができ、無駄な「浪費」を減らすとても良い効果が出てくるのです。

(『お金の教養』 泉正人 著 大和書房 P.69より引用)

先月と今月、女子高生に「ビジネスで役立つお金の授業」を行っています。その中で、「カッコいいお金の使い方とは?」というテーマでディスカッションをしました。

いろいろな意見が出た中で、集約すると「ちゃんと基準を持って考えて使うのはカッコいい。基準もなく、ただ刺激に“反応”して使っているのはカッコ悪い」というものでした。そんな話を彼女たちとしていたときに、出張先のホテルで深夜のTVショッピングを見ながら「80年代のヒットソングCD」を注文した自分を思い出し、「あれは、反応しちゃうよな~」と苦笑い。まあ、ときには反応して使うこともあってもいいとして、大きな金額の買い物をするときには、慎重になりたいものです。

その意味で、「買いたい!」と思ったときに、間をおくことはとても有効です。
わたしは自己投資になりそうなものは、それこそ「反応」的に注文してしまう傾向がありました。メルマガで紹介されている本や教材、セミナーなど。しかし、それを買って満足しているだけで、事務所に届いたあと開封もされずに積まれた状態になっていたこともしばしば。

それ以来、「買いたい!」と思ったら、まずそれをポストイットに書くようにしました。そして、スケジュール帳を開き、1週間後のページに貼り付けておきます。そうすれば、安心してそのことは忘れていられます。そして、1週間後にそのポストイットを見たときに、「やっぱり必要だ」と思ったら即買います。このシステムのおかげで、わたしは「自己投資」という大義名分の浪費がかなり減りました。時間を見方につけるコツは、いったん安心して忘れられる仕組みを持つことです。“反応”しやすい方は、試してみては?

|

« 今月の本棚 【2008年10月】 | トップページ | Vol.115 『もっともらしい既成概念を破るのは、経験。』 »

今月のワニレポ(今月の一冊から)」カテゴリの記事