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2008年11月

2008年11月 1日 (土)

Vol.115 『もっともらしい既成概念を破るのは、経験。』

あるリゾートホテルに家族で遊びにいったときのこと。当時5歳の娘と妻の3人で滞在している間、みんな一緒のときもあれば、子どもに体 験アクティビティを受けさせている間、わたしと妻はとなりのブックカフェでしばしのリフレッシュタイム。家族一緒の時間とひとりの時間をバランスよく楽しみました。

後日ある雑誌でそのホテルのオーナーが「大人のためのファミリーリゾート」のコンセプトで作ったとの記事を読みました。そのコンセプトを決める会議の席で、彼は社員たちに対して次の質問を投げかけたそうです。

「ファミリーで旅行に来た場合、親は滞在中、子どもとずっと一緒にいるのが本当に楽しいのだろうか?

「ファミリー旅行」イコール「家族団らん」。
何も疑わずそう考えていた人にとって、この投げかけは衝撃的だったことでしょう。

わたしは親として、家族と一緒の時間も楽しいが、別行動も大いにアリだと考えていました。
一緒に旅行に行ったら、その間はずっと一緒に行動しなければならない、というのは、型にはまった既成概念ではないでしょうか?実際には、静かなところでホッと一息入れたいときもあるし、自分のペースでウインドウショッピングしたい人もいるでしょう。

また、あえて別行動のひとときがあるからこそ、その引き離された「冷却期間」のうちに愛おしさも募り、あとで再会したときの会話が一層盛り上がることもある。これは夫婦旅行でも同じで、わたしたちは「別行動タイム」を持つようにしていました。

実際に経験してみると、想像とは違うことはたくさんある。そんな一見もっともらしい既成概念は、世の中にたくさんある。その改善を待っている人たちも少なからずいるでしょう。期待と現実の間にギャップがあったとき、そこに宝の山がある。頭で考えるだけじゃなく、いろいろ経験することで、その宝の山を見つけていきたいと思います。

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Vol.115 『欲しいものは、1週間だけ待ってみる。』

浪費を減らすよい方法があります。それは「欲しいものと必要なものを区別する」という方法です。私たちは、新しいものやカッコイイものを見ると、それが欲しくなり、所有欲がわき上がります。でもその「欲しいもの」がほんとうに「必要なもの」であるかどうかは、また別の話です。所有欲が高まっているときは、なんでも「必要なもの」と思いがちです。
そこで欲しいものを見つけたら、私はまずメモをするようにします。その時点では買わずに一度だけ我慢をするのです。そして、1週間だけそのまま待ってみる。1週間経っても欲しい気持ちに変わりがなければ、それは「必要なもの」と考えて購入するようにしますが、1週間経って欲しい気持ちが少しでも薄らいでいるようなら、それはただの「欲しいもの」だったのです。これだけで、衝動買いの大半を抑えることができ、無駄な「浪費」を減らすとても良い効果が出てくるのです。

(『お金の教養』 泉正人 著 大和書房 P.69より引用)

先月と今月、女子高生に「ビジネスで役立つお金の授業」を行っています。その中で、「カッコいいお金の使い方とは?」というテーマでディスカッションをしました。

いろいろな意見が出た中で、集約すると「ちゃんと基準を持って考えて使うのはカッコいい。基準もなく、ただ刺激に“反応”して使っているのはカッコ悪い」というものでした。そんな話を彼女たちとしていたときに、出張先のホテルで深夜のTVショッピングを見ながら「80年代のヒットソングCD」を注文した自分を思い出し、「あれは、反応しちゃうよな~」と苦笑い。まあ、ときには反応して使うこともあってもいいとして、大きな金額の買い物をするときには、慎重になりたいものです。

その意味で、「買いたい!」と思ったときに、間をおくことはとても有効です。
わたしは自己投資になりそうなものは、それこそ「反応」的に注文してしまう傾向がありました。メルマガで紹介されている本や教材、セミナーなど。しかし、それを買って満足しているだけで、事務所に届いたあと開封もされずに積まれた状態になっていたこともしばしば。

それ以来、「買いたい!」と思ったら、まずそれをポストイットに書くようにしました。そして、スケジュール帳を開き、1週間後のページに貼り付けておきます。そうすれば、安心してそのことは忘れていられます。そして、1週間後にそのポストイットを見たときに、「やっぱり必要だ」と思ったら即買います。このシステムのおかげで、わたしは「自己投資」という大義名分の浪費がかなり減りました。時間を見方につけるコツは、いったん安心して忘れられる仕組みを持つことです。“反応”しやすい方は、試してみては?

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今月の本棚 【2008年10月】

1)自分で奇跡を起こす方法 ★
井上裕之 著/フォレスト出版

いつでも当たり前にあると思っていたものは、永遠にそこにあるわけではない。その事実を、ときどき思い出そうと思った。

2)”できる”スタッフが育つコミュニケーション術
安藤正遵 著/クインテッセンス出版

3)マインドセット ものを考える力
ジョン・ネスビッツ 著/ダイヤモンド社

4)ザ・コピーライティング
ジョン・ケーブルズ 著/ダイヤモンド社

5)100%夢をかなえる人の習慣 ★
望月俊孝 著/中経出版

映像と音と言葉が心に与える影響の大きさは計り知れない。わたしもさっそく実践することにした。

6)アロマテラピー・バイブル
塩屋紹子 著/成美堂出版

7)お金の教養 ★
泉正人 著/大和書房

収入の2割を貯蓄する「2割貯金」は、お金の生活習慣病から抜け出し、正しいお金の習慣化のためのトレーニング。

8)「仕組み」整理術
泉正人 著/ダイヤモンド社

9)プレイ・ジョブ
ポール・アーデン 著/サンクチュアリ出版

10)人生は勉強より「世渡り力」だ! ★
岡野雅行 著/青春出版社

11)カンブリア宮殿 村上龍×経済人
村上龍 著/日本経済新聞出版社

12)まだ、そこにいるの? ★
福嶋宏盛 著/サンマーク出版

行動を起こす勇気を奮い立たせたい人は、本気モードにスイッチオンするきっかけが得られる。

13)すぐやる!すぐやめる!技術 ★
平本あきお 著/こう書房

優先順位が高いものができないうちは、低いものに手をつけない。このルールを朝一番に思い出してみよう。

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