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2008年2月

2008年2月 1日 (金)

Vol.106 『等身大でいい、と割り切る。』

人からよく思われたい」「高い評価をしてもらいたい」という思いを、わたしはずっと無意識の中に持っていました。そして、それはわたし自身のみならず、わたしの家族や仲間についても同様に、周りの人からよく評価されたい、という気持ちを持っていました。これは、わたしが完璧主義であるが故のことでしょう。しかし、最近になって少しだけ「まぁ、いいか~」と思えるようになってきました。

たとえば、お世話になっている人のところに社員や仲間と挨拶に伺い、食事をごちそうになったとき。今までのわたしは、「目上の人に失礼があってはいけない」と自分はもちろん、常に仲間の言動にも気を配り、正直心ここにあらず、というような面がありました。
身内がどう感じているか、居心地悪いことはないかには目を向けず、目の前の相手がこちらをどう感じているか、ばかり気にしていたのです。それは、わたしの中で「成長のためのストレッチ」と「無理強(じ)い」の境目を見極めるのがむずかしかったからだと思うのです。

これでは、わたしも仲間もリラックスしてその場を楽しむことはできません。きっと彼らは、和仁の顔に泥を塗ってはいけない、という緊張した空気を感じ取ります。あるとき、「これはバランスがおかしい。せっかくその場に同席してくれた仲間が、わたしの犠牲になっているのではないか?」
そう気づきました。それ以来、わたしが心掛けたいと思っていることがあります。

それは、「等身大でいい」ということ。

以前は、「自然体でありたい」と思っていました。でも、自然体って、言葉で言うほど簡単じゃない。「自然体=あるがままの自分を出す」だとすると、よっぽど自分に自信がなけりゃ、できません。でも「等身大」なら無理しなくていいと自分に許可を与えやすくなります。
必要以上に相手にとっての自分への期待を高めてしまうと、それに応えよう、応えなくてはと自分を追い詰められて、息苦しくなります。「等身大でいいじゃないか」そう思うと、変な気負いもなくなり、肩の荷もいくぶん降ろせる感じがします。そうやってハードルをいったん下げた上で、無理なくやれることを増やしていけたらと今は思っています。

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Vol.106 『一段上のレベルで才能を発揮するには?』

商品も、特徴も、デザインも、いつかは変えるべきだ。変えなくてはいけない。力を蓄えて、今よりも大きく羽ばたき、自分たちにふさわしいビジネスに投資できるようになるためには、何度も「変える」必要がある。ただし、市場、戦略、自分だけの得意分野などから離れてしまってはいけない。<中略「やめる」の反対は「手をこまねく」ではない。絶対に違う。「やめる」の反対は、別のものに力を注ぐこと。「やめる」の反対は、手づまりから抜け出すために、活きのいい戦略を新たに立てることだ。

(『ダメなら、さっさとやめなさい!』 セス・ゴーディン 著
マガジンハウス P.79より引用)

わたしが99年1月に今の会社を立ち上げて、今年で10年目に入りました。これまでを振り返ると、おかげさまで独立当初に掲げた目標はほぼ達成することができていました。
と同時に昨年12月、丸9年が経とうとする直前に、いろいろと考えさせられる出来事が続きました。新しいプロジェクトが開始直前で白紙撤回になったり、長期間のクライアントのコンサルティングが契約終了になったり(ひとつの役割を終えたわけで、これはお互いにとって良いことではあります)、人とのアポイントが思わぬ理由で没になったり、パソコンやDVDレコーダーをはじめとするハード機器が立て続けに故障したり。

さすがにわたしも考えました。「これは、なんらかのサインなんじゃないか?今後の方針をゼロベースで考える転機なのでは」と。そしてこれまでを振り返り、「次の10年間、どのような土俵で活躍の場を見出すか?」を年末年始にわたり考えてきました。

毎年、自身の公私にわたるプランを作り直してきましたが、今思えば、それは独立当初に立てた10カ年ビジョンに沿った上での軌道修正でしかありませんでした。しかし今回はその延長上ではなく、これから新たな10年間を創るべく、モヤモヤしていたのです。それはまさに独立した当時に似た、期待感と不安感の入り混じった、なんとも言えない感情でした。
そして、ただ単にモヤモヤして堂々巡りになるのを避けたいわたしは、自分に明確な質問を投げかけようと考えました。そのとき、かつて堀貞一郎先生から言われた「人生は才能探しの旅である」という名言を思い出しました。そして次の質問を常に自分に問いかけ続けてみたのです。
「わたしの才能を今より一段上のレベルで発揮するには、何をするのがベストだろうか?」

そして、今その答えらしきことが、いくつか漠然と見えてきつつあります。しかしまだ一つには絞り込めていません。これからの実践の中で、それを見極めていこうと思っています。あなたは、ご自身の才能に気づいていますか?

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今月の本棚 【2008年1月】

1)百年の愚行
Think the Earth Project 著/紀伊国屋書店

2)引き寄せの法則
エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス 著/ソフトバンククリエイティブ

3)2050年脱温暖化社会のライフスタイル
東京大学RCAST脱温暖化IT社会チーム 著/電通

4)3秒でハッピーになる名言セラピー ★
ひすいこたろう 著/ディスカヴァー・トゥエンティワン

手軽に読めて、煮詰まったアタマを冷やしてくれる、とても便利な1冊。

5)3秒でもっとハッピーになる名言セラピープラス
ひすいこたろう 著/ディスカヴァー・トゥエンティワン

6)懐かしの昭和こども新聞
昭和こども新聞編纂委員会/日本文芸社

7)思い出の続・昭和こども新聞
昭和こども新聞編纂委員会/日本文芸社

8)小さな飲食店黒字経営の原理原則100
鬼頭宏昌 著/インデックスコミュニケーションズ

9)お客のすごい集め方 ★
阪尾圭司 著/ダイヤモンド社

売上を伸ばすために、ダイレクトマーケティングとデザイン性のバランス、その具体的な知恵がわかりやすく伝えられている。

10)テリー伊藤の天才ノート ★
テリー伊藤 著/PHP研究所

才能探しの旅をしている人は必読。自分の才能の見極めるヒントにもなる1冊。

11)夢をかなえるゾウ ★
水野敬也 著/飛鳥新社

ここまで笑えた成功小説ははじめてだ。手放しでお勧めの1冊。

12)雨がふってもよろこぼう! ★
嶋津良智 著/フォレスト出版

自信があることにはわがままに生きる。たった一度の人生で、本当はどうしたいのだろうか?と問いかけよう。

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