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2007年12月

2007年12月 1日 (土)

Vol.104 『プラスαのひと言を入れる。』

礼状一つとってもそうです。私の秘書にもいつもいうのですが、「ありがとうございました」だけでは言葉が足りない。相手を喜ばせるようなひとことを付け足しなさいと。たとえば、「私は秘書をやっておりますが、船井が非常にうれしそうな顔をしているのを見て、こちらまでうれしくなりました。船井に代わりましてお礼を申し上げます」と、そんなひとことを書き足すだけで、同じ礼状でもぐんと値打ちが上がります。

(『幸せへの4つの扉 自分に魔法をかける本』 ふないゆきお 著
サンマーク出版 P.147より引用)

原稿や書類をメールでやりとりする際に、プラスαのひと言コメントを添える。このほんのちょっとしたことが、ギスギスした緊張感が生まれがちな仕事関係の中に、ホッとひと息つくようなゆとりが生まれることがあります。

とくにわたしは仕事柄、日常的に論理的思考力をつかって人と接しているので、ややもすると「和仁さんは、機械的で完璧(裏を返すと人間味がない)」と思われている人もいるようです。そのとっつきにくい印象が精神的な距離感を生み、クライアントに遠慮心を抱かせているとすれば、あまりいいことじゃありません。

そこで、わたしはある時期から、「プラスαのひと言」を意識するようにしてみました。たとえば、メールでは通常は仕事の用件があるときに送るので、以前は用件以外のことは書きませんでした。でも、それでは味気ないので、たとえば、

・社外の親しい人には、追伸文でパーソナルなひと言を添える
・部下や後輩には、最後にひとこと励ましや勇気づけのひと言を添える

という、ちょっとしたことをするようになりました。

これも「必ず」ではなく、「なるべく」意識する程度です。
人によっては、そのちょっとしたひと言が「マイナス発想で堂々巡りしていたのを脱出するきっかけになった」といって喜んでくれる人がいたりします。
たしかにわたしもサラリーマン時代、仕事に行き詰まりを感じていたときに先輩が、 「和仁がこの頑張りを続けたら、きっと名古屋を代表する経営コンサルタントになるよ」 とサラッと言ってくれたひと言が、励みになったことがあり、今でも覚えています。自分がされてうれしかったことは、人もされたらうれしいかもしれない。プラスαのひと言をいえるゆとりを、いつも持っておきたいと思います。

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Vol.104 『休暇への罪悪感の解消法』

働き者で、根がマジメであるために、ときに無理をしすぎて体を壊したり、精神的に参ってしまう人は、周りにいませんか?わたしの周りにはそういうイケイケの方が多く、先月は何人もそういうケースを目の当たりにしました。そういう人は、結果的に病気で倒れたり、生活はできたとしても仕事に集中できなかったりしています。

「病気で3日間も仕事を休むハメになるぐらいなら、前もって休暇をとってカラダを休ませておけば、もっとその3日間を有意義に使えただろうに」
と言う人もいます。もっともな話ではありますが、当人にとってみれば、このアドバイスはナンセンス。なぜなら当人は「この程度はまだ耐えられる範疇だ」「ここで休んでいる場合じゃない」と信じている上に、休むきっかけがつかめないからです。過去にもっと大変な状況にも耐えられた経験があったりすると、なおさら頑張ってしまいます。何を隠そう、わたし自身、休みを取ることに対して大きな抵抗感を抱いていた張本人でした。
そんなわたしも今では休むことへのある種の「罪悪感」から解放され、積極的に休みを取り、緩急おりまぜた快適なライフペースをつかめるようになりました。

イケイケの人にとっての、休暇への罪悪感の解消法、それは、休暇に積極的な意味を見出すことです。根がマジメで休めない人は「休暇=さぼり」「休暇は時間が空いたらとるもの」と無意識に認識しています。わたしは今ではこれを逆転させて、「休暇=アウトプットに備えてインプットする時間」「休暇はご褒美として予め確保するもの」と決めています。

例えば「来週の月曜日は丸1日、誰にも会わずに自分のためだけに時間を使おう」と決めると、映画にアロママッサージ、読書、カフェで漫画を読み倒すなど、時間があったらやりたいことはいくらでもあります。そして、実際に休暇をとれたらスケジュール帳に「休暇」マークを書き込み、月末にその数を数えます。日頃、ハードに働いているからこそ、ココロにもカラダにも、遊びが必要。それを注入するときが休暇です。今では「休暇」マークが多い月末は「自分にちゃんとご褒美をあげた1か月だったなあ」とうれしくなります。
時間のスパンを3年、10年と長く引き伸ばして今の状況を眺めてみると、そんなに焦る必要はないことに気づくかも知れません。

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今月の本棚 【2007年11月】

1)「崖っぷち会社」が生まれ変わった3つの方法
中山裕一朗 著/フォレスト出版

成熟・衰退産業に位置する企業でも、とらえ方・切り口の工夫で明るい希望が見いだせることを示してくれる。

2)起業家のための「手ガネ経営」で勝ち残る法
吉澤大 著/日本実業出版社

3)10倍売る人の文章術
ジョセフ・シュガーマン 著/PHP研究所

4)学びて知らざるを知る(非売品)
佐藤澄男 著/名南経営センターグループ

日常から何を学ぶか。その多角的な視点、応用の知恵など 気づきの多い1冊。

5)ザ・シークレット
ロンダ・バーン 著/角川書店

引き寄せの力を高めるには、欲しい結果、欲しい側面に焦点をあわせること。その合わせ方のコツがわかる1冊。

6)夢現力
和仁達也 著/ゴマブックス

久しぶりに再読。4年前の書いた本だが、今読んでも堀先生の教えが全く色あせずにダイレクトに伝わってくる。感じ方が以前と違うところが面白い。

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