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2007年9月 1日 (土)

Vol.101 『手帳術や時間管理に走る前に・・・』

わたしはいつも時間に追われている感じがしていて、時間管理や手帳術を学びたいと思っているんですが・・・」という相談をたまに受けることがあります。
以前のわたしなら、そのような相談があると、いきなり自分の手帳を開いて見せ、これでもかとばかりに熱心に具体的にアドバイスをしていました。
しかし、そのときわたしの手帳を初めて見た人が口にする第一声は「うわっ、緻密ですね~」「よくここまでやりますねぇ」「僕には絶対にできないなぁ」そして中には、「ここまでくると、クレイジーですね」などなど。考えてみればそれも当然で、10年以上かけて少しずつ積み重ねていったことの集大成を、いきなりドーンと見せられても、見せられた方が困ってしまうというもの。(相手をビックリさせる目的ならそれもありですが)

そしてわたしは気づきました。時間管理も手帳術も、その人のステージと目的によって負荷もスピード感も違って当然であると。わたし自身過去を振り返ってみると、次のような変化がありました。
手帳術を習得しはじめの頃は、「連絡漏れやうっかりミス、予定のすっぽかしが多いので、そのような失敗を防げるようになりたい(第1段階)」が動機でした。それがクリアされてくると次に、
今よりもっとスピーディーに仕事をこなせるようになって、早く家に帰れるようになりたい(第2段階)」と思うようになりました。
やがてそれも実現できるようになったとき、さらに上のレベルを欲求するようになりました。
仕事のレベルをさらに引き上げつつ、並行して複数の仕事をこなせるようになりたい(第3段階)」そして、さらには、
ビジネスとプライベートのバランスが取れるようになりたい(第4段階)」となり、最終的には「部下などに効果的な時間や手帳の活用術を教えてあげたい(第5段階)」となりました。第1段階にいる人に、第3段階の話をしても受け取るキャパシティがないので、混乱させてしまいます。また、第2段階の人に第4段階の話をしても、「プライベートだなんて、悠長なこと言っていられません!」と反発されてしまうかも。時間管理や手帳術を習得したい人がまずはじめにすべきこと、それは、自分がどの段階にいるかを知ること。あなたは、今、どの段階にいますか?

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