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2007年6月

2007年6月 1日 (金)

Vol.98 『気晴らしのレパートリーを持つ。』

「人間、それぞれいろんなストレス解消法があるけど、その瞬間に集中できるものじゃないと気晴らしにならないと思う。まだ始めたばかりだけど、ゴルフをしている時はすべてを忘れて没頭できるので、プレーした後のすっきり感は抜群さ」<中略晴れている日は気分も爽快だが、曇った日は気分もドンヨリしてしまうもの。仕事、恋愛、家庭、夫婦についても、曇りの天気のように気分がめいってしまうときがある。そんなときこそ、気分を爽快にする「気晴らし」が大切だ。最低4時間はかかるゴルフのラウンドはともかく、コーヒーブレイク、本屋での立ち読み、散歩、屈伸運動、ストレッチ、深呼吸、瞑想、昼寝など、工夫次第で手軽に気晴らしができる。気晴らしは、生産性を高めるだけでなく、大げさに考えていた問題を客観的に見直すことも可能にする、重要な「回り道」でもあるのだ。

( 『仕事は演出力』 マックス桐島 著 日経BP社 P.89より引用 )

今回は少し肩の力を抜いたお話を。日常の悩みや仕事上の問題から、自分を一時的に解放させてくれる「気晴らし」。あなたはどんな「気晴らし」を持っていますか?
桐島さんが本で言っている効果に加えて、わたしは「気晴らし」には心の健康を維持する効果もあると思い、最近とくに大切だなと感じています。ご参考まで、わたしの最近の「気晴らし」をいくつかご紹介してみますね。能動的なものと、受身的なものがあります。
能動的なものは、裏庭のプチ畑いじり(やってみると、草むしりすら結構気晴らしになる)、生け花(4ヶ月前から月1回、習っています)、少林寺拳法(学生時代からの名残りで、月1回忘れない程度に)、ウォーキング(朝30分、ときには妻と一緒に。会話のきっかけにもなる)などがあります。これらは、美的感覚を磨いたり、肉体、心の健康維持の効果を感じているので、「気晴らし」以上の意味があったりします。

一方、受身的な「気晴らし」は、もっとお気楽なもの。たとえば、新幹線の移動中に「週刊プロレス」を読む。古くからプロレスファンのわたしにとって、この1冊は貴重です。今年のゴールデンウィーク、超満員の新幹線の自由席のデッキ(しかもトイレ前)で東京―名古屋間の2時間弱を立ちっぱなしで過ごさなければならなかったことがありました。そのとき、あらかじめキオスクで週刊プロレスを買っておいたのが救いでした。おかげで2時間の立ち乗りがあっという間に過ぎ去ったのです。漫画も同様で、わたしは特にビジネス系の漫画(島耕作シリーズやドラゴン桜、夜王、ナニワ金融道など)が好きです。肩の力を抜いて、その世界にどっぷりと浸れる読み物は、自分のビジネスや人生になんら影響はしないことがわかっているので、安心して読めるところがいい。最近はアジアンリゾート特集の雑誌を、ビールを片手にパラパラするのもいい感じ。以前現地に行ったときを思い起こさせるのか、身体が一瞬でゆるんでくるのがわかります。身体が疲れを感じたら、迷わずアロママッサージへ。今後も「気晴らし」のレパートリーを増やしていきたいと思っています。

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Vol.98 『1分、10分、30分、60分でできること。』

時間を大切にしよう、ということを、一般論で終わらせず、もう一歩踏み込んで考えたいときにお勧めのワークがあります。梅谷忠洋先生から教わったことで、「1分あったらできること」を紙に書き出し、同じく「10分」「30分」「60分」というように書き出していくものです。

1分の集合体が10分であり、それが集まって30分、60分というまとまった時間になるわけで、「自分はその時間をどのように使っているか?」と振り返ってみようと思いました。
そこで、遊び感覚で紙に「1分あったらできること」「10分あったら」「30分」「60分」と書き出し、そこにそれぞれの時間でやることを書き出してみました。

<1分あったらできること>
・アイデアをポストイットにメモする、仮作成のレジメに目を通す、手帳に目を通し今日1日のイメージング、外の景色を眺めながら深呼吸をする、etc

<10分あったらできること>
・メールをラフチェックする、ビジョナリープランに目を通す、本を速読、雑誌や新聞をラフ読み、企画のラフ案に加筆する、etc

<30分あったらできること>
・レポートや本を手書きでラフ執筆、メールチェックする、企画をノートにマインドマップでビジュアル化する、クライアント先の準備、自宅近辺のウォーキング、etc

<60分あったらできること>
・人と面談や電話面談、ミーティング、会議、セミナーテキストの作成、レポートや本のタイピングや編集、カフェで妻とお茶をする、etc

書き出していて、ある特徴があることに気づきました。それは、1分あると「これからのある目的に備えての状態づくり」ができる。10分あると、「ちょっとしたプラスαの補助業務」ができる。30分あると、「自分1人で完結するひとまとまりの仕事」ができる。そして、60分あると「人との関わること」ができる、ということでした。このことに気づいたとき、「今あるこの時間をどのような位置付けで使おうか?」明瞭に考える基軸を手にしたのです。ちょっとした隙間時間の使い方が変わってきます。よろしければ、お試しを。

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今月の本棚 【2007年5月】

1)『仕事は演出力』
マックス桐島 著/日経BP社

日々充実した仕事ができるためにも、気晴らしにもバリエーションを持ちたい。

2)『えんぴつ1本ではじめるイラスト手習い貼』
兎本幸子 著/エムディエヌコーポレーション

イラストを描く苦手意識を払拭したい人はこれがお勧め。とくに、人や動物を骨格を意識して描かせる発想はすばらしい!

3)『和田裕美の幸せレシピ』
和田裕美 著/新潮社

マイナスに落ち込むときは、そんな自分を否定しないで、そうっとうけいれてから、切り替えて明るいほうへ、太陽のほうへと心を向かせてあげる「陽転思考」を。

4)『「伝説の社員」になれ!』
土井英司 著/草思志>

5)『レバレッジ時間術』
本田直之 著/幻冬舎新書

再現性のある仕事の仕方が、時間資産を生み出す。

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