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2007年5月 1日 (火)

Vol.97 『人と人の間に入るときのスタンス。』

多くの人と仕事をしていると、人に人を紹介していく中で、その両者の間に立たされる場面がでてきます。その両者の関係がうまくいっているときはいいのですが、人が一緒に仕事をしていれば、行き違いや誤解、衝突は必ず起こるものだと思います。

・わたし(和仁)が紹介した人との相性が合わなかったと申し出られる。
・わたしとも共通の知人であるAさんとBさんが一緒に仕事をしてきたが、AさんがBさんとの間にスタンスのズレを感じ始めて怒り心頭、関係を解消したいと言い出した。
・AさんとBさんが衝突を繰り返すうちに、ついに限界。双方から相談を持ちかけられた。

いずれも「あイタタ・・・。どうしようかな!?」と戸惑う場面です。「良い紹介にならなかったみたいで、ごめんね」とか「それは残念だったね」で済む程度のことならいいのですが、AさんとBさんがわたしにとって今後も関係が続くような間柄で、いい関係でいてもらいたい場合、なんとか関係を修復するなり、少なくとも感情的なわだかまりは解消してもらいたいものです。とくに、会社や組合、団体のトップに立つ人などは、そのような仲裁の場面に直面しやすいのでは?訴訟事ではないので、法律や判例に照らして判断するわけにもいきません。そんなとき、あなたなら仲裁者としてどのように立ち振る舞いますか?

わたしはこのような立ち回りを担うことが、度々あるのですが、そのたびに意識していることが1つあります。それは、「第三者としてのわたし自身の意見をまず明確にする」ということです。当事者でないわたしには、本当のことはわかりません。よって、わたしとAさんとの付き合い、わたしとBさんとの付き合いの経験の中から、今回の問題の原因について推測するしかありません。そしてそれを見極めたあとに、それをわたし自身の言葉でしかるべき相手に状況をフィードバックし、問題解決の糸口を探り始めます。ここでわたしにとって重要になるのは、わたしがAさんのこともBさんのことも、ある程度どのような言動をするかの推察ができるぐらいの深い付き合いである、ということ。そうでなければ、本音のフィードバックはしようがないからです。よって、とくにビジネスにおいてはわたしは表面的にしか知らない人や商品を安易に紹介しないようにしています。人と人の間に入るとき、わたしが結構慎重派である理由としては、そのような背景もあるからなのです。

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