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2007年5月

2007年5月 1日 (火)

Vol.97 『ストレスに強くなるには』

「ストレスの多い、病める現代社会」これはゆるぎのない事実なのでしょうか。しかし私を含め、ある年代の方々はもっともっと強烈な、致命的なストレスをくぐり抜けてきたといえるのではないでしょうか。<中略戦時下という極端な状況とは比べられない、という方もおられるでしょうが、少なくともあのころが現代よりも「ストレスが少なかった時代」だとは私には思えません。もとより、太古の時代から21世紀の現代にいたるまで、人間がこの世に存在して社会を形成するかぎり、ストレスのまったくない時代など存在しないのです。であるならば、私たちが生きているいまの時代だけが、とびぬけてストレスが多いとは断定できないのではないでしょうか。「ストレスの多い時代」とは、現代人が勝手に決め、信じこんでいる困った常識なのかもしれませんね。<中略つまりはストレスの原因がなにかではなくて、それをストレスと感じてしまう人間の側の問題だと私は考えています。もう一歩ふみこんで申しますと、現代は格別にストレスの多い時代なのではなく、ストレスに弱い人間が多いということなのです。

( 『不老力』 塩谷信男 著 ゴルフダイジェスト社 P.75より引用 )

ノイローゼや鬱など心の問題が社会現象になっています。一昔前までは、このテーマは自分には全く関係ないと思っていました。ところが、今や経営者の大半は何らかの心の問題を抱えているという説があるし、わたしの知り合いの会社にも心の問題を抱えた社員がいるという話を聞くにつれ、急速に身近な話題であると感じています。
わたし自身にとってもそれは他人事ではなく、「傲慢にならず、心の健康を保つ努力をしなくては」と思っています。そこで、今回は心の健康を保つための工夫として、わたしが最近心がけていることを少しご紹介しますね。いずれも「よりよい状態づくり」のコツです。

1. 気がつくたびに深呼吸をする。身体中の全細胞に酸素を届けるのをイメージしながら。
2. 朝、近所の雑木林を散歩する。植物に触れることは、心に大きな影響を与える。
3. 裏庭でプチ・ガーデニング。野菜を栽培しつつ、土を触る。雑草抜きも、いったん始めると瞑想みたいな感じになって、日常から心が解放される。
4. 自分がお役に立てる人と常に一定間隔で会う。自分の存在価値を感じたとき、身体の中からエネルギーが湧いてくる。わたしの場合は、本業が人の相談相手になることなので、仕事そのものが心の活力になっているのだが。

最後に、もっとも大切なことは、心構え。わたしはあらゆる困難や逆境に出くわすと、それを「新商品や本のネタになる!」「雨降って地固まるチャンス!」「すべての逆境はそれと同等以上のチャンスを秘めている」とあらかじめ決めています。ある程度の訓練が必要でしたが、入り口からそう捉えることで、マイナス感情に過剰に引きずり込まれず、ストレスをプラスに転換させることができるようです。よかったら、試してみてくださいね。

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Vol.97 『人と人の間に入るときのスタンス。』

多くの人と仕事をしていると、人に人を紹介していく中で、その両者の間に立たされる場面がでてきます。その両者の関係がうまくいっているときはいいのですが、人が一緒に仕事をしていれば、行き違いや誤解、衝突は必ず起こるものだと思います。

・わたし(和仁)が紹介した人との相性が合わなかったと申し出られる。
・わたしとも共通の知人であるAさんとBさんが一緒に仕事をしてきたが、AさんがBさんとの間にスタンスのズレを感じ始めて怒り心頭、関係を解消したいと言い出した。
・AさんとBさんが衝突を繰り返すうちに、ついに限界。双方から相談を持ちかけられた。

いずれも「あイタタ・・・。どうしようかな!?」と戸惑う場面です。「良い紹介にならなかったみたいで、ごめんね」とか「それは残念だったね」で済む程度のことならいいのですが、AさんとBさんがわたしにとって今後も関係が続くような間柄で、いい関係でいてもらいたい場合、なんとか関係を修復するなり、少なくとも感情的なわだかまりは解消してもらいたいものです。とくに、会社や組合、団体のトップに立つ人などは、そのような仲裁の場面に直面しやすいのでは?訴訟事ではないので、法律や判例に照らして判断するわけにもいきません。そんなとき、あなたなら仲裁者としてどのように立ち振る舞いますか?

わたしはこのような立ち回りを担うことが、度々あるのですが、そのたびに意識していることが1つあります。それは、「第三者としてのわたし自身の意見をまず明確にする」ということです。当事者でないわたしには、本当のことはわかりません。よって、わたしとAさんとの付き合い、わたしとBさんとの付き合いの経験の中から、今回の問題の原因について推測するしかありません。そしてそれを見極めたあとに、それをわたし自身の言葉でしかるべき相手に状況をフィードバックし、問題解決の糸口を探り始めます。ここでわたしにとって重要になるのは、わたしがAさんのこともBさんのことも、ある程度どのような言動をするかの推察ができるぐらいの深い付き合いである、ということ。そうでなければ、本音のフィードバックはしようがないからです。よって、とくにビジネスにおいてはわたしは表面的にしか知らない人や商品を安易に紹介しないようにしています。人と人の間に入るとき、わたしが結構慎重派である理由としては、そのような背景もあるからなのです。

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今月の本棚 【2007年4月】

1)日本とユダヤ/魂の隠された絆
中丸薫 ラビ・マーヴィン・トケイヤー 著/徳間書店

2)プリンシプルのない日本
白洲次郎 著/新潮文庫

3)スピリチュアルな人生に目覚めるために
江原啓之 著/新潮文庫

4)不老力
塩谷信男 著/ゴルフダイジェスト

全身60兆個の全細胞に酸素が行き渡るのをイメージしながら呼吸をする。100歳の医学博士の言葉には説得力大。

5)氣の呼吸法
藤平光一 著/幻冬舎

人間は体の重みを最下部においてリラックスしていると、自然に心の波も静まってくる。

6)自分を信じて生きる
松木正 著/小学館

頭ではなく心で納得できたとき、覚悟が決まる。誰もが助けを求める権利がある。

7)お金の脳トレ
泉正人 著/ダイヤモンド社

常に、数字にゼロを1つつけて考える。コミュニケーション力のある人に良い情報が流れてくる。

8)東京ディズニーランドをつくった男たち
野口恒 著/ぶんか社文庫

9)東京ディズニーランド暗黒の軌跡
田中幾太郎 著/リベラルタイム出版社

10)いま二人が一番伝えたい大切なこと
船井幸雄 中丸薫 著/徳間書店

いままでの常識がひっくりかえされる話が盛りだくさん。信じるかどうかは読者次第。どちらであれ、非日常に浸れる。

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