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2007年4月

2007年4月 1日 (日)

Vol.96 『逆境に直面したら、先の見通しをつける。』

このプランは、あなたの強力な潜在意識に行動を起こさせるパワフルなものなんだ!いったん明快なプランができあがれば、もう誰もあなたを止められない。止められるのは、あなた自身だけだ。あるいは、常識的な自然の摂理に反している場合だけだ。いったん明快なプランができれば、成功したいと言う願望は意志に変わる。いったん成功への意志を持つと、発生し得る障害の90%は解決する。そして、残りの10%の障害は、それが発生した時点で同時に克服する方法も手にすることになる。実は、その障害はあなたにとってチャンスに変わるのだ。このことを忘れてはいけないよ。願望を意志に変えるのだ。障害物や問題をチャンスに変えなさい。私の机の上には大きな文字でこう書いてある。“すべての逆境は、それと同等かそれ以上のチャンスを秘めている”別の聞きなれた格言で言えば、“意志あるところに道は開ける”ということだ。これはことわざの中ではベストな部類に入るでしょうな。なにしろ、真実を言い当てているから」

( 『ビジョナリービジネス』 マーク・アレン 著 和仁達也 訳
総合法令 P.45より引用 )

「今、わたしは逆境の真っ只中にいるなあ」と感じることは、誰しも一度や二度はあるのではないでしょうか。では、「逆境」とは、何でしょう?わたしの定義は、「逆境とは、思うようにいかず大きな苦しみを感じていて、それがどうしたら克服できるか見通しがついていない状態」です。わたしも今までに、何度か逆境を感じたことがありました。
社会人になってまもなく、周りの人たちについていく自信を失いかけたとき。
先輩の仕事ぶりをみて、憧れだったコンサルタントという仕事が、途方もなく難しく、自分に務まるとは思えなくなったとき。
その期間は、1年だったり、3年だったり。今なら「あの頃があったから今がある」「振り返ればあっという間だった」なんて楽観的に思えますが、当日はものすご~く悲壮感が漂っていました。一体、いつになったら、この状態から抜け出せるんだろう?いや、このままず~っとこの状態が続くんじゃないか?
そんなストレス状態に耐え切れず、わたしが苦し紛れに行ったこと。それは、「先の見通しをつける」作業でした。具体的には、1・3・10年後の理想の姿を紙に書き、独立したときのお金の出入りを皮算用し、いつ、何をするかのアクションプランをつくりました。それは、今思えば「今はともかく、先々こうなったらいいなあ。そしてそこに到達するレールの上に今いるんだ」というイメージを少しでも持ちたかった一心からでした。
そのとき、わたしは学びました。希望を見出して逆境を乗り越える勇気を持つには、「先の見通し」をつけることが必要なんだ。そのプランができた時点では、もちろん事態はまだ良くなってはいない。でも、このレールの上を歩いていけば、将来、必ず自分の望む結果が手に入るんだ。その希望が力を与えてくれました。まずは、見通しを立ててみませんか。

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Vol.96 『画家のつもりで景色を見ると、見え方が変わる。』

先日、美術館に行ったときに、絵を楽しく観るためのコツを発見をしました。そもそも芸術に疎いわたしは、画家の歴史も、技法も、何も知りません。したがって、美術館に行っても、何をどう観ていいのか、さっぱりわからず途方にくれるばかりでした。

ところが、あるときからわたしなりに美術館に行くことが好きになり、近所の美術館でイベントがあれば妻と足を運び、旅行先で美術館があればそこに立ち寄るようになりました。一体、なぜそのような変化があったのか?それは、次の体験をしてからでした。

美術館には、大抵ギフトショップが併設されています。あるとき、わたしは旅行先で美術館を巡り終えると、そのギフトショップで絵画の写真集とスケッチブック、色鉛筆を買いました。そして、ホテルに戻ってしばしの休憩時間に、写真集を見ながら模写をはじめたのです。

はじめは、見慣れた絵がいいと思い、ダビンチのモナリザと、ダリの記憶の固執(柔らかい時計)を描きました。それぞれ30分ずつ。
するとどうでしょう。それまで、無機質に感じていて、なんの視点も持っていなかったその絵に、愛着が湧いてきたのです。しかも、スケッチをしながら「なぜ、ここはこんな色になっているんだろう?」「あぁ、よく観るとモナリザって薄い布をかぶっていたんだ」などと、いろいろ気がつきます。そして、そのとき発見したのです。

「そうか、絵を楽しもうと思ったら、絵に関心を持てばいい。そのためには、その絵を自分が描くつもりで観ればいいんだ」と。実際、スケッチするつもりで絵を観ると、見え方がまったく違うことに気づきます。今度、試してみてくださいね。

オリンピック種目に、器械体操があります。これは日本ではマイナーで、どう楽しむかがなかなか伝わりにくいスポーツでもあります。わたしはかつて器械体操をやっていたので、体操の試合を見るのは好きですが、もし経験がなければ、きっと観ていてもよくわからないだろうな、と思います。自分が体験するからこそ、観る楽しみが深くなる。
これは、趣味でも仕事でも、同じことだな、と思いました。

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今月の本棚 【2007年3月】

1)『ビジョナリービジネス』 
マーク・アレン 著/総合法令

すべての逆境には、それと同等以上のチャンスの種子が含まれている。

2)『LLPはじめての設立&運営』
横須賀てるひさ 渡辺宏幸 著/技術評論社

設立から運営まで書式も満載で、わかりやすい。手続きで混乱を招くと、こういうガイド本のありがたみがよくわかる。

3)『日本とユダヤ/魂の隠された絆』
中丸薫 ラビ・マーヴィン・トケイヤー 著/徳間書店

4)『お金の脳トレ』
泉正人 著/ダイヤモンド社

5)『ゆるしのレッスン』
ジェラルド・G・ジャンポルスキー 著/サンマーク出版>

6)『逆境の経営学』
戸田顕司 著/日経BP社

「王道を行け!」「成長はゆっくりと」「一段上の上位者視点で考える」など逆境を乗り越えるキーワードが満載。

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