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2006年9月 1日 (金)

Vol.89 『ボーッとする時間、ありますか?』

親子関係で言えば、子供に対して「早く早く」と強いないで、ボーッとしているところを認めてあげる。ボーッとして何もしない時間が多ければ多いほど、伸び伸びとすこやかに育つ可能性がある。ボーッとする時間というのは、自分で物を考える時間です。それを許さないで、常に親が指示をして「早く夕食を食べなさい」「早く宿題しなさい」「早く風呂に入りなさい」「早く寝なさい」と言っていると、子供は指示されなければ何もしなくなる。そのほうが楽だからです。そうならないようにするには、自分で物を考えることをやらせたほうがいい。だから、ボーッとすることがとても大切。そして、そのための重要なポイントは、親もみずからボーッとしている時間を持つこと。親がいつもいつも何かに追いまくられて、「忙しい、忙しい、忙しい」と言っているようではダメ。ボーッとしているというのがとてもいいわけですね。それを見て子供は「ああ、ボーッとしていると何か気持ちよさそうだな」と学ぶのです。これが宇宙の法則が教える子供の育て方です。

( 『宇宙を味方にする方程式』 小林正観 著 致知出版社 P.31より引用)

 この本を読んだとき、私はドキッとしました。私は出張がない日の朝、保育園に通う娘に着替えをさせたり、朝食後の歯磨きをしたり、たまに保育園まで連れて行くことがあります。その後に自分が仕事をする予定があるので、動かずにウダウダしている(ように見える)娘を見ると、じれったくなって、「早く早く」を連発してしまいます。

週末は週末で、旅行や外出の予定を朝早くから入れていたりして、やはり「早く早く」とせかしてしまう。

でも、考えてみれば「早く早く」を言い続けていて、楽しい人は本当は誰もいないんですよね。娘が自分で考えるひまも与えないほど、先回りして、「次はズボンを履いて」「じゃあ、朝ご飯食べるから、椅子に座って」と誘導し、ときには力づくで履かせたりするのですが、保育園の先生によると「プールに入ったあと、自分でタオルで身体を拭けるし、服も自分で着ている」そうな。

「じゃあ、僕がやっていることは、いったいなんだろう!?」と思えてしまう。

先日、4歳になった。1つ大きくなったことを本人もとても喜んでいた。

自分のペースに巻き込もうとしすぎていたのかな、とちょっと反省。

せめて仕事がお休みの週末だけでも、僕自身がボーッとして、娘の様子をただ見ているぐらいの余裕を持ちたいものだ。

今、それが私の今の、ちょっとしたチャレンジです。

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