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2006年7月 1日 (土)

Vol.87 『プラスのビジョンを描けないうちは、マイナスをゼロにする目標を描いてみる』

 ビジョン、すなわち「こうなったら最高だなあ」という理想の状態を描こうと思っても、なかなかできないという人がいます。私はコンサルティングやセミナーの中で、そのような人がどうすればビジョンを描いて、希望を抱きながら人生や仕事に取り組めるかをアドバイスしています。私の知人で右脳開発コーチの寺下和也さんとそのあたりのことを話していたところ、非常にユニークな視点を披露してくれました。多少、私の脚色がはいっていますが、それは次のような話でした。

「世の中にはプラスのビジョンを描ける人がいる一方で、うまく描けない人(描くことを放棄している人)がいる。人生の大切な目的が魂の成長であるとするなら、天はどちらにも成長を促すためにチャレンジを与える。ただ、プラスのビジョンを描ける人には、そのビジョンに到達するための前向きなチャレンジがやってくる。しかし、描けない人には、その人をマイナスの状況に陥れるような大変な出来事が訪れる。つまり、必然的にそれを克服せざるを得ない状況としてマイナスをゼロに戻すための後ろ向きなチャレンジがやってくる。同じチャレンジするのだったら、前向きなプラスのチャレンジをしたいですよね」

私はこの考え方に賛成です。だからこそ、せっかくの人生なんだから、ビジョンを描いてプラスのチャレンジをしましょうよ、と言いたいのです。そう言うと、ビジョンを描くことを放棄していた人でも「やってみようか」という気になるようです。

ただそれでも、真剣に考えても、なかなか目標を設定することができない、という人もいます。そのような人には「今、自分でマイナスだと思っていることをゼロの位置まで引き上げる目標を設定してみてはどうですか?」とお伝えしています。

たとえば、散らかった部屋のガラクタを整理して快適な環境をつくる、適正体重に戻すためにダイエットをする、借金をすべて返済する、など、いろいろみつかりそうです。

やりたいことが見つからない人は、自分が欲するものが見つからないわけです。そこで、すでに見えているところで「目標設定→チャレンジ→達成」の蓄積をしていくことで、徐々に自信がついて、欲も出て、プラスのビジョンを描けるようになると思います。

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