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2005年12月

2005年12月 1日 (木)

Vol.80 『「今」に生きたいからこそ、未来を設計する。』

未来の結果に対する執着を手放せば、今という瞬間を生きることがより可能になります。執着を手放すことは、何も計画を立てないことではありません。未来の計画をしっかりと立て、しかもその計画を実現してゆく過程で、いくらでも起こりうる変更に対して柔軟に対処する、ということが大切なのです。私は日付け入りの手帳にすべての予定を書き込んでいますが、これは今という瞬間を生きるためには最も効果的なやり方だと思っています。<中略>自分の記憶力を誇りたい人は別ですが、何か予定が生じたら、すぐに手帳に書き込んでおくのです。記憶する能力というのはまた、忘れる能力でもある、ということを思い出しておきましょう。左脳的知性の容量はそれほど大きくありません。

( 『<からだ>の声を聞きなさい2』 リズ・ブルボー 著
 ハート出版 P.251より引用 )

この数ヶ月ほど、「今」を生きていると実感します。以前は「ちょっと先(未来)」を生きていた気がしています。アタマの中を「来週はどうか、来月はどうか?」という質問が走り回っていました。

でも、今はそれを選択している自分がいます。「今」にいることを許可できます。
そして、「未来」を考える必要があるときは集中してギュっと考えて、また「今」にもどる。
ちょっと前までは、常にスケジュール帳を持ち歩いていましたが、最近やっと手放して出歩くことに抵抗感がなくなりました。

そんなことを言うと、「和仁さんは手帳を使いすぎでは?」なんて言われそうですが、手帳を使っていなかったら、そもそも目の前のことに追われる日々を過ごしているでしょう。頭の中にいくつもの案件を記憶しておかなければならないので、クリエイティブなことに頭を使う余裕もないかも知れません。

「未来のことは全部書ききった」確信をもてるから、手帳に書かれたことに身を委ねることができる。それを信頼しているからこそ、仕事が終わった後や休日は未来のことは意識から外して、日常の仕事のことにもアクセスしないで「今」に生きることができるのです。

「今」に生きると、目の前の人の顔がよく見えます。景色が鮮やかに見えます。
鳥のさえずりが頭の奥のほうで心地良く聞こえます。身体がどんな状態にあるか、気持ちいいところ違和感を覚えるところを感じられます。

そして、心が平和でいられます。バランスが大事なんですね。

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Vol.80 『目的に合わせて気分を変える場所を持つ』

「気分を変えて、リフレッシュしたい!」そんなとき、どうしていますか?
私が手っ取り早く行なう方法は「場所を変える」ことです。
人は何かをするときに、そのときに味わっている感情とその場所は知らず知らずのうちに結びついています。

たとえば、ひさしぶりに実家に帰り、自分が卒業した学校の通学路を通ると、学生時代の記憶がフラッシュバックでよみがえったりします。一瞬にして、なつかしさやその当時の受験勉強や部活動で頑張っていたときの感覚が身体を包み込むことがあります。

私の妻や娘は、どこかに出かけると「まだ、家には帰りたくない」と言ったりします。
「じゃあ、どこに行きたい?」と尋ねても、とくに希望があるわけではない。要するに、自宅以外のところにいたいのです。それは、私自身も同様に感じることがあります。

それは、一体なぜでしょうか?
なにも、自宅が狭くて居心地が悪いから、ということではありません。
「非日常の気分」をもっと味わっていたい、ということなのです。

妻は家にいると「家事」を連想します。
私は家と事務所がつながっているので、家にいると「仕事」を連想します。
娘は・・・!?(厳しくしつけられていることを連想するのかな?そうでもないけど)

そういうわけで、私は「味わいたい気分(感情)にあわせて、ふさわしい場所をいくつかキープしています。執筆するときは頭を静めるために近くの中国茶のカフェへ。本を読んだり仕事の整理を集中してやりたいときは近所のオープンカフェへ。知人や友人とゆったりゴージャスに時間を過ごしたいときは名古屋駅の某シティホテルのラウンジへ。仕事が立て込んで精神的な余裕が無くなってきたら八ヶ岳のなじみのホテルとカフェへ。
そして、行き先のオーナーやスタッフが顔を覚えてくれたとき、その居心地は一層心地良いものになります。欲しい気分を味あわせてくれる場所、いくつ持っていますか?

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今月の本棚 【2005年11月】

1)「生協の白石さん」
白石昌則 著/講談社

不特定多数からの質問に対して、いかにユーモアと愛情をもって対応するかのヒントがここにある。

2)「和田裕美の人に好かれる話し方」
和田裕美 著/大和書房

「自分はこの場所で愛されている、とわかったときに内気な人も話せるようになる」は大きな気づきだ。

3)「進化した猿たち」
星新一 著/新潮文庫

4)「VISIONARY BUSINESS」
MARC ALLEN 著/NEW WORLD LIBRARY

これから起業しようという人は、必ず事前に読んでおきたい1冊。また振り返りやチェックリストとしても有効。

5)「下流社会」
三浦展 著/光文社新書

6)「ザ・マインドマップ」
トニー・ブザン 著/ダイヤモンド社

勉強やビジネス、日常生活においても、このノート法を知っているかどうかで全く違ったものになる。間違いない。

7)「ザ・プロフェッショナル」
大前研一 著/ダイヤモンド社

8)「スティーブ・ジョブズ 偶像復活」
ジェフリー・S・ヤング ウィリアム・L・サイモン 著 /東洋経済

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